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カテゴリ:物欲戦隊ルサンチマン( 53 )
【物欲戦隊ルサンチマン】第16回 物欲戦隊に年末年始はない(前編)
新年明けましておめでとうございます。

「伊達巻の一本喰いは漢(おとこ)の浪漫」と毎年主張しているharuhicoです。本年もよろしくお願い致します。

なんでも「戦隊シリーズ」の版権を持つ東映が草の根の戦隊ネタにイチャモンを付けているらしいが、世の中、1人でもコーネリアスだったり、T.M.Revolutionだったりするのだから、1人の"戦隊"がいたっていいじゃないか(by TARO)、と今年も続けていく所存です。

年も押し迫った12月30日。仕事納めの日なのに自己都合で休みにしてしまうのは毎年のことだが、今年は年末バタバタしていたため、カタログのチェックすらしていない状態。会社から帰って記事を書いて、ようやくカタログチェックが終わったのが深夜の2時。翌朝の待ち合わせ時間は8時半。相変わらず咳が引かない。大苦戦を覚悟して床に入る。

翌朝、6時半に目覚ましが鳴るもダラダラしていて家を出たのは7時半過ぎ。今日は同人誌を買うだけなので機動力を重視して中型の肩掛け鞄にブックオフのトートバッグを入れて出撃。某所で10数年来の知人F氏と合流。いつもはF氏が遅刻してくるのだが、今回は私が10分遅刻。サークル参加ではないので別に多少遅れようがどうって事はない。

「新木場」駅でりんかい線に乗り換える。いつもならホームに2本入っていて後発に乗るのだが、出たばかりなのかホームには1本しか電車がいなかった。中を覗くとガランガラン。
まだ2日目の9時ジャストだというのにこの空き具合はどうしたことだろう。今年は「電車男」などでヲタク市場が広がったので(2日制ということもあり)それなりの混雑を覚悟していたのだが肩すかしを食った気分。発車直前になっても席が埋まった程度で、すんなりと「国際展示場」駅へ。

改札を出る前にトイレを済ます。これから2時間あまり並ぶのだから当然の行為だ。トイレを出てから気づいたのだがコンコースに「環境」についての習字の展示がされていた。わざわざ張り出すのだからそれなりのデキなのだが、中には「ナメとんのか?」と思うものも。
下にピンで紙がとめられているように、このふざけた"絵"は受賞作で、他にも似たような"絵"を散見した。近頃の国語教育はどうなってんだろ?

駅を出たところで飲み物を販売していた。毎年のことだが、客の足許を見たボッタクリ価格。ちょっと行ったコンビニで買えば普通の値段なのに。ドリンクで10円、食べ物はそれ以上高い。
ブツクサ文句を言いながら私はそば茶、F氏はサンドイッチを買って行列の最後尾へ向かう。途中F氏が指さす先にオドロキの張り紙が。
コンビニでパイプ椅子って売ってるんだ。確かに行列している時には便利だけど、入場したら邪魔じゃない?

いつもは「つどい橋」を渡ったくらいの所が最後尾なので、今日はいつもより少し遅い分、その先辺りかとアタリを付ける。TFTの裏を回って「つどい橋」にたどり着く。まだまだ最後尾は先だ。
振り返ると砂糖に群がる蟻のように人の流れが出来ている。
「つどい橋」を渡りきって、最後尾が見えてくるかと思ったら、「夢の大橋」まで行列が続いているorz。あり得ない。
「夢の大橋」の端まで行ってようやく最後尾にたどり着く。遠くにビッグサイトの会議棟が望める(笑)。一体いつ入場できる事やら。
最後尾にたどり着いたのが9時35分。10時開場だがこの分では入場は11時半くらいか。昨夜はサークルマップを作るのに手一杯で、順路やウエイトを全く考えていなかったのでどこから回るかの戦略を練る。

程なくして列が動き出す。あまりに列が長すぎるので調整しているのだろう。

ところが動き出した列はなかなか止まらない。ズルズル動いている内に「つどい橋」を渡りきってTFTの前まで来てしまった。遠くを見るとそちらも動いている。

次に動き出した時にはほとんど止まることなく一気にビッグサイトの入り口まで来てしまった。時間は10時22分(記事の投稿時間が遅いのは携帯がつながらなかったため)。なんと、1時間も並ばずに入場と相成った。こんなに並ぶ時間が短かったのは初めてではないか?

入場してすぐに東館へ。あらかじめ考えていた通りに東6から攻略する。まず「島」のサークルを在庫の少なそうなところから順に(この辺が20年のキャリアの光るところ・笑)回って、壁の中堅サークルへ至る。

相変わらず素人が外にバカ行列を作っている。

壁の新刊なんて限定本以外は潤沢に在庫があるのだから、序盤は島の"いい仕事"をしているサークルを発掘するのが通というもの(その中には壁の同人誌を委託販売しているところもあるし)。

一部大手で10分ほど並ぶことはあっても、結局外には1回も並ばずに、いつも買っている本の大半を手に入れる。1カ所だけ島の某プロ作家の新刊を3連続くらいで買いそびれたが、これは単純な戦略ミス。来年の夏はココの優先順位を上げることを忘れないようにしないと。

買っている最中にサークルマップを無くしたことに気づいたが、そんなことは想定の範囲内(笑)で、慌てず騒がず控えのマップを取り出す。1部しかなかったらどこに何があるのか全く分からなくなるのでいつも2部作ってくるのだが今回初めて役に立った。

外を見るとまだ長蛇の列が続いている。2日制のせいか、以前よく買ったサークルが今回突然大行列になっていたが、行列をしてまで買おうという内容ではないのでスルー。

最近漫画もアニメもトンと見ていないので元ネタが全然分からない。こうやって年寄りは引退していくのだろうか。

一段落したところで文芸系のブロックへ。唐沢なをきさんから「パチモン大王 vol.4」(1500円)を購入。自画像ばかり見慣れているので一瞬お兄さんの俊一さんかと思った。

岡田さんのところでは「オタクの迷い道 完全版」(1000円)と「岡田斗司夫のマンガ夜話日記」(1000円)を購入。Blog見てます、と声をかけようとした(この間mixiで日記に名前を書いたらすぐに足跡がついててビビった)が、忙しそうなので断念したら、後でBlogを見たら声をかけて欲しかったらしい(笑)

「オタクの迷い道」は単行本を持っているものの、文庫版を持っていなかったので買ったのだが、今日調べたら文庫版ですら「完全版」じゃなかったのね(単行本と文庫版は77回分収録で、完全版は134回分収録)。

ただざっと見た感じ「完全版」は単行本にあったカット・写真・注が全部抜けて、要は以前HPに公開していたモノをそのまま本にしただけ(文庫版には対談も含まれる)。中をチェックしない方も悪いのだが、ちょっとなぁ・・・。

岡田さんの隣が唐沢俊一さんの「東文研」。例の帽子を被ったご本人が売り子をしていて、初めてさっきの人が弟さんだと気づく。やはり兄弟だけのことはある。

一段落したところで携帯を見るとF氏から着信があった。買うのに集中していて全然気づかなかったのだが、折り返しかけても全然繋がらない。とりあえず東館を離れて西館へ移動しながらリダイヤルする。

西館に着いても全然携帯がつながらず、仕方がないので西館の数サークルをチェックする。前回「サイバーコップ本」がツボだった「夜盗組」は今回「大鉄人17」本だったが、以前の「スパイダーマン」本のような「なぜそんな幼児向け雑誌に連載された漫画を転載出来る!」といったトリビア度が低かったし、元々17に思い入れがないのでスルー。フランスファイブも進展がなさそうなのでこれまたスルー。

西2に移動しながら携帯をかけたらようやく捕まった。お互いもう買う物はないので、飯をどうしようか、という事が問題になる。そこで、夏の3日目に見つけて今回も行こうと思っていたあるお店にF氏を案内することにした。(後編に続く)
by haruhico | 2006-01-01 23:13 | 物欲戦隊ルサンチマン | Trackback(2) | Comments(7)
【物欲戦隊ルサンチマン】番外編 ヒレ美味しゅうございました。ロース美味しゅうございました。
予想通り応募者ゼロだったのだが、来週末はみんな予定があるだろうし(「有馬記念」だし)、平日に集まるのも何だし、という苦渋の選択だったわけで仕方がない。

実際、金曜からまた風邪が悪化してヘロヘロになり、応募者がいたらいたでご迷惑をおかけする可能性が高かったので不幸中の幸いと言えなくはないが。

熱にうなされながら、ウチのオカンに1度食べに行こうと言ったまま、まだ行っていないことを思い出した。朝、予定を聞くと特にないということなので一緒に行くことにした。

行く前に昨日録画したアド街ック天国を見ると、ヲタク系とヨドバシがらみばかりで、アキバの名店は皆無。コレなら影響はあるまい。

病み上がりの体を引きずり、混雑する時間を避けて1時頃に秋葉原へ。今日は風が強く、再開発地域の辺りはビル風が吹き荒れていた。高層ビルばかり建ち並んで日陰ばかりだ。智恵子抄ではないが「アキバには日なたがない」。

ザ・コンの脇を抜けて石丸ソフト1の前で左折する。ヤマギワリビナ本館の向かいに丸五はある。
改築するということなので、この風情のある建物を見るのもこれが最後かもしれない。
写真を撮っている間に2人店に入り、いざ入ろうとしたら満員だという。5年ほど前から通っているが外で待たされるのは初めてだ。オカンと並んでいたら、通りすがりの人が満員ですかと声をかけてきた。声をかけただけでその人は行ってしまったが。

ほんの数分待ったぐらいで2階へ通された。階段を上がりきったところに問題の張り紙があった。
相席の大きなテーブルに通された。ここで写真を撮るのは結構勇気が要るなぁ、と思いつつ、特ヒレ定食(1950円+400円)と特ロース定食(1650円+400円)を注文する。せっかく写真に撮るのだから、同じモノを注文するのも芸がないしオカンにロースはちょっと脂が多すぎてキツイだろう。

待っている間にだんだん客が捌けていく。2人席が空いて、あそこなら気兼ねなく写真が撮れるのになぁ、と思っていたら、係りの人がこちらへどうぞと案内してくれた。さすが老舗の気配りである。

じっくりと低温で揚げるので時間がかかるのは百も承知だが、体がしんどいので話の種さえ思いつかない。オフだったらどんなことになっていたのかと思うとぞっとする。

15分ほど待ってようやくカツが出てくる。あらかじめオカンには写真を撮るからと言ってあるので、手早く写真に撮る。お店の中が暗いので、何も考えないで撮ったら勝手にフラッシュが焚かれてビビる。写真が真っ白になってしまったので、フラッシュを切って再度撮影。
今ひとつ上手く撮れていないが、カツの厚さはお分かりいただけるだろう。
こちらが特ヒレカツ。ヒレカツとは思えない大きさだ。

オカンからヒレを2切れもらって、こちらもロースを1切れ渡す。

ヒレカツなんてボソボソしたものは、脂の美味しさを知らない年寄りが喰うもんだと思っていたが、初めてここの特ヒレカツを食べて認識を改める。今まで食べてきたヒレカツとは別のモノだ。ヒレってこんなに瑞々しかったっけ?

ロースはロースで相変わらず美味しいのだが、風邪のせいか、若干脂がくどく感じる。ベストの体調で食べたかったが、期限があるのでは仕方がない。

食べている間にもひっきりなしに客が入ってくる。女将さんと思われる人が愛想良く応対している。えてして老舗と言われるお店は持ち上げられすぎて横柄になったりするのだがここは違う。多少の値上げは仕方ないが、4月の再オープン後も変わらないで欲しいものだ。
by haruhico | 2005-12-18 22:06 | 物欲戦隊ルサンチマン | Trackback | Comments(5)
【物欲戦隊ルサンチマン】第15回 黄金郷(El Drado)への道(後編)
字数制限に引っ掛かって2回に分かれてしまいました。下の(前編)からお読み下さい。

○前回のあらすじ○
予定を変更して未踏の地伊勢崎をさまよい歩くルサンチマン。思いもかけぬ出物に喜びつつ、最終目的地の「ほんだらけ伊勢崎店」を目指す。

更に辺りは暗くなってくる。諦めかけたその時、ようやく「ほんだらけ」のどぎつい黄色地に若葉マークのような看板が目に入った。よかった。今、タイムスタンプを見るとたかだか10分程度しか歩いていないのだが、30分くらい歩いたような疲労感がある。
去年の高崎江木店は1階建て100坪だったが、伊勢崎店は2階建て280坪の広さだ。もう一度時計を確認する。ここを6時30分に出れば多分間に合うだろう。あと2時間か・・・楽勝だな、と思う。

1Fは雑誌やコミック中心だが、レジの真ん前にガラス張りのショーケースがある。何が並んでいるのかと見てみると、同人誌や推理小説やSFのプレミア本が鎮座している。SFは価値がわからないので、もっぱら推理小説をチェックしていく。値段的には微妙だが、珍しい本もいくつかある。しばらく見ていくと1冊の本に目が釘付けになる。おおっ!鮎川哲也「白の恐怖」(桃源社・1959)ではないか。先日ヤフオクで1万数千円も出して落札していなければ、ここで会ったが百年目、なのだが、幸いなこと(?)に既に持っているので平常心で見られた。状態は私が持っている本よりいい。1万円くらいなら買っちゃおうかしら、と思って値段を見ると参考出品の文字が。参考出品って何やねん!とレジのおねーちゃんに訊くと、値段が決められないから、だそう。もう一月前の話なので、今ではもう値段が付いて売れてしまっているかもしれないが。

山のように漫画本があるので、コレを見ていったら時間がなくなると同人誌のコーナーへ。こちらも結構あり、1冊1冊見られないので値段が見えるものをざっとチェック。高崎江木店もそうだが総じて高めに付いている。こんなん1冊千円も出して買うならもっと有効な使い道があるだろ、という感じの値付けだ。

1Fは早々に片づけて2Fに向かう。この分なら予定より早く帰れるんじゃない?と階段をゆっくりと上る。階段の右手がやはりガラス張りのショーケースになっており、プレミア付きの漫画本が置かれている。貸本漫画やら恐怖漫画やら、なかなかお目にかかれない代物ばかり。神保町でもこれだけの漫画本が一カ所にまとまっている店はちょっと思い出せない(古書センター2Fの中野書店か、すずらん通り奥の翠光堂書店か)。たまげたのはオリジナルなら250万円以上といわれる「最後の世界大戦」の中公コミックス藤子不二雄ランド版。15年ほど前の漫画なのに全集第1期の最終巻(301巻)ということもあってか定価398円に1万2000円の値が付いていた。長大なシリーズの最終巻ということで効き目(コンプリートする時の難所)なのだろうか。なんでも鶴書房から出たオリジナル(と復刻版)は2色刷で、中公版はそれを1色刷に落としているため読みづらいそうだ。藤子不二雄に思い入れがないのでどうでもいい豆知識だが。

階段を上がってすぐが「ガイド」にも書いてあるように「お宝本コーナー」。正直、あまり期待していなかったのだが、乱歩、正史といったところから絶版本が結構並んでいる。鮎川哲也もあるのだが、中でも存在を知らなかった三国隆三「鮎川哲也の論理」(展望社・1999)が780円(後日神保町の@ワンダーで見たら5000円!)。文庫本も角川を中心に絶版モノが結構ある。
左下は横溝正史の角川文庫だが、最近これだけまとまって正史を置く店も少なくなった。ちょうどこの文庫の棚の真向かいの棚で高田保「第2ブラリひょうたん」「第3ブラリひょうたん」(創元社・1951)を発見。幸い「ブラリひょうたん」を先日ヤフオクで落としていたのでこれでコンプリート(追記:残念ながら第4があった・笑)。ちなみにそれぞれ350円(+送料)、200円、200円。状態は良くないが、50年以上前の本と思えば仕方ないか。

壁づたいに趣味・実用系の本の棚へ移る。まず目を惹いたのが森伸之「OL制服図鑑」(読売新聞社・1998)。森氏の本は制服フェチの必須アイテムだが、新刊で買える本は現在全滅(カットを担当した本はあるが)。中を見ると今はもうない企業の制服が結構ある。銀行なんてさくら・一勧・三和と全滅だ(笑)。

次に小説の単行本の棚に移る。天井まで作りつけの本棚はいつ見ても圧迫感がある。著者名順に本が並んでいて、管理もキチンとしている。値段はまぁ普通か。ブックオフのように100円均一コーナーがない(正確に言えば入口のところに小さなコーナーがある)かわりにベタな本が100円で紛れ込んでいたりする。Amazonでずっとカートに入れっぱなしだった高木彬光・山田風太郎「悪霊の群」(出版芸術社・2000)があったので手に取る。定価の半値(800円)ならベストだが、そこまで甘くはなく950円。滅多に出る本ではないので、ある時に買っておく。以前紹介した坂東義教先生の「坂東先生のテレビ寺子屋」(サンケイ出版)が100円で出ていたので貸出用に買う。最後に甲野善紀・黒田鉄山「武術談義」(壮神社・1988)が1300円。そろそろ文庫化してもおかしくないタイミングなので、さんざん「こうたやめた音頭」を踊った末に決断。

この辺で棚の上から下まで見るために立ったり座ったりしたせいか頭がクラクラしてくる。もちろん、風邪のせいもあるし、1日の疲れもある。だが、まだ文庫の棚が丸々残っている。

もういい加減手首が痛くなるほど買っているので、滅多に買えない物だけをチェック。幻の角川びっくり文庫の新保博久「3分間探偵ゲーム」(角川文庫・1981)が100円。びっくり文庫をコンプリートしようとは思わないが、結構長い間探していた本がひょっこり出てきてまさにビックリ。谷沢永一・向井敏「読書巷談 縦横無尽」(講談社文庫・1985)も以前買った物の文庫版だが100円ならノープロブレム。神保町だと時折4ケタの値が付いていることもある種村季弘・高柳篤「新版遊びの百科全書2 だまし絵」(河出文庫)が330円。新書にはあまり面白い物がなかったが樋口清之「説得力」(徳間書店・1978)が100円。樋口先生の本でこういうタイトルの本は記憶にないので手一杯だが押さえておく。

残るは専門書の棚だがもう集中力が残っていない。それでも目を走らせていると見慣れない本が。谷口巌「南京大虐殺の研究」(オフィスPANO・1984)480円。出版社がマイナーだし、ざっと目次を見る限り読んでも大丈夫そう(笑)なのでカゴに入れる。さすがに立っていられなくなって店内にあるベンチに腰を下ろす。時計はもうすぐ7時を指そうとしている。予定の準急にはもう乗れない。

階段を下りてレジで精算する。何度かほんだらけに行っているもののメンバーズカードを作っていなかったのでついでに作る。一応自転車で行ける範囲(苦笑)に1店舗あるので使えなくもないだろう。〆て5140円。ポイントが25ポイント。あれ?このポイントってまさか1ポイント1円じゃないよね・・・。しかも有効期限が3ヶ月orz。ブックオフのサービス券に有効期限なんてあったっけ?と思って見たら6ヶ月だった。6ヶ月間1度も行かないことはあり得ないので期限などないも同然だ。

外に出ると真っ暗闇。傘を差してとぼとぼと歩き出す。荷物があるせいか足取りが重い。アタマの中の地図では伊勢崎駅まであと3キロほど。30分で着くだろうか。というか、この雨の中あと30分歩くのかと考えると塞いでくる。デジカメで撮った時刻表をもう一度見る。新伊勢崎8時09分ということは伊勢崎駅を8時過ぎに出る勘定になる。まだ終電というわけではないが決して楽観出来ない。何より明日からまた仕事だ。

県道はそれなりに通行量があるもののタクシーなんて全く通らない。だいたい駅に電車が来ないんだし、群馬県は女性の免許取得率全国一の県だ。タクシーを探しているヒマがあったら先を急ぐべきだろう。5分ほど歩くがまだ新伊勢崎駅すら全然先だ。風邪のせいで全身がだるい。急行で家に帰る時間を短縮するより、タクシーで伊勢崎駅に着くのが先決と方針を変える。交差点で信号待ちをしているとそこへタクシーが通りかかった。表示を見るとまだ空車!即座に手を挙げて合図する。助かった。

ワンメーターで着くだろうと思っていたら意外にかかってビックリ。意地を張って歩いていたらと思うとぞっとする。駅に着いたのが7時20分ごろ。29分発の準急浅草行きがあるのでコインロッカーから荷物を引っ張り出して切符を買う。改札を抜けるともう電車が入っていた。写真を撮るのもソコソコに電車に飛び乗る。時間が時間だけにガラガラだ。角のシートに腰掛けてようやく人心地着く。あと2時間。よく考えたら夕飯を食っていなかった。力が入らないはずだ。

太田を過ぎたあたりで記憶が飛んだ。目が覚めたのは春日部かせんげん台。無事乗り過ごさずに帰宅することが出来た。
by haruhico | 2005-12-16 02:14 | 物欲戦隊ルサンチマン | Trackback | Comments(0)
【物欲戦隊ルサンチマン】第14回 黄金郷(El Drado)への道(前編)
○前回のあらすじ○
2年前に果たせなかった高崎駅西口の古書店を完全制圧したルサンチマン。
OB会の宴会にも無事間に合うが、その体は風邪のウイルスと疲労に蝕まれていた・・・

明けて日曜日の朝である。

結局、麻雀が終わってそのまま布団に潜り込んだので、今回まだ温泉に1度しか入っていない。せっかく遠くから来たのだから2度は入っておきたい(いつもは寝る前にも入っている)ということで眠い目をこすりつつ大浴場へ。例年なら露天風呂を独占できるのだが今年は先客が2、3人。鼻唄も唄えやしない(風邪気味で声も出ないが・苦笑)。

朝食に遅れてはイケナイので、湯船で脚を伸ばすのもそこそこに部屋に戻る。朝食はいつものメニュー。
朝食後、先輩方は囲碁や将棋を始める。囲碁は全く分からないし、将棋も私が普段指さない形になったので観戦せずに出立の準備をする。

テレビの天気予報は午後から軽く雨が降るようなことを言っている。家に直行してもいいが年に一度の遠出なのでそれも少しもったいない。

囲碁も将棋も決着して、9時半頃になってようやく出立となる。バスで帰るのも一局なのだが、お目当てがあるので先輩の車の助手席に潜り込む。

お目当ては以前に紹介した太助俵最中である。駅でも買えるのだが、職場の土産物用に大量に買うのと自分用に1個単位で買うのならこちらの方が断然いい。出来たての饅頭の試食もあるし(笑)。惜しむらくは、バスで立ち寄ると次のバスまで1時間ほど待たなければならない上に、バス停(湯宿温泉)まで徒歩5分もあるのだ。
先輩方はこの後さらにどこかの観光地に寄るらしいが、これといって行くアテのない私はどこかの駅で降ろしてもらうことに。沼田駅に着いて時刻表を見ると5分ほどで電車が来るということで、ここで先輩方とはお別れ。しばらくして10時52分発の普通電車が入線してくる。
旅行に行く直前に「愛・蔵太の気ままな日記」さんに興味深い記事が出ていたので、富岡まで取材に行こうかと思ったのだが、前日調べたところ世界遺産に申請しようというクセに土日祝日見学不可というお役所仕事ぶり(12月からOKになったらしい、当然だ)で断念。

高崎まで約1時間。昨年同様高崎の東側を回ってもいいのだが、私の「武蔵野」精神が許さないし、駅から離れたところで雨に降られたら途方に暮れてしまう。「ガイド」を取り出して午後からの予定を考える。

「ガイド」に載っている地域で寄り道出来そうなところは、伊勢崎、前橋、太田、鴻巣、熊谷。何も下調べをしていないので、勝手知ったる熊谷あたりで妥協するしかないか。新前橋の駅に着いた時、両毛線の伊勢崎行きの乗り換え案内が流れたが、今ひとつ気が乗らなくて見送る。

しばらくして高崎駅に着く。昼飯をどうしようか、と考えていると「たかべん」の赤い屋台が目に入る。色々な種類があるのだが、1日限定15食の言葉に釣られて「岩魚鮨」(1000円)をチョイス。

さて、高崎線に乗り替えて熊谷に行くか、と思った時、あることに気がついた。そうだ、今年はtalby君がいるじゃないか。Yahoo!モバイルを見るとYahoo!地図情報が。「ガイド」に出ている住所を入力するとアッサリと地図が表示される。よし、これなら行ける。

時刻表を見ると両毛線の小山行きが出るまで数分しかない。次は30分後なので慌てて電車に飛び乗る。
ローカル線なんていうのはクロスシートだからゆっくり弁当が食えるだろう、と思ったらロングシートしかないorz。お行儀が悪いのは重々承知だが、旅の恥はかき捨てとばかり弁当を広げる。
蓋を開けて激しい既視感に苛まれる。プラスチックのナイフが全く入らないほど固められた鮨を切り刻んで口に運ぶ。これ、2年前に喰ったわ。岩魚なんて羽衣の様に上に載っているだけで大半が酢飯の固まり。重量比は1:100くらい(爆)。佃煮やら漬物やらがイッパイ付いているのも納得である。どうしてこうも学習能力がないのか。

2日連続の気まずい昼食を済ますと車掌が車内検札にやってきた。高崎までしか切符を買っていなかったので精算する。
伊勢崎に着くまでに「ガイド」に載っている2軒の地図を「お気に入り」に登録する。便利なのは良いが、今月のパケット料金が恐い(爆)。

伊勢崎駅に着くと反対側に見慣れた東武線の車両が見えた。近づいてみるとJRと私鉄なのにフリーパスである。ちょうど準急浅草行きが発車寸前で、このまま乗ってけばあと2時間くらいで着くのに、と思うが初志貫徹で改札を出る。出る際にコインロッカーの場所を聞いたら出てすぐだという。

駅前は写真を撮るのを忘れるほど(苦笑)何にもない。JRと私鉄の乗換駅ということでそれなりの駅前を期待していたのだが、見事なまでに何にもない。交番の地図もアバウトな観光客向けのものしかなく、本当にtalby君だけが頼りであることを実感。

talby君に住所を入れたらいきなりピンポイントで地図が出てきた「書肆いいだや」を目指す。Yahoo!地図情報に名前が載っているほどだからよほど大きな書店に違いない。モチロン行ったら潰れていたなんて事はない・・・と思いたい。
1/3000の地図から倍率を下げてみる。
大きな通りに沿って南下すればいいのね。右上にあるのは一駅先の新伊勢崎駅だけど気にしない気にしない。まだ1時前だもの。

昨日と同じくトートバッグに「ガイド」とカメラと傘を入れてハイキング気分で歩く。駅前からダラダラと道なりに行ってシャディの手前で左折する。2つ信号を越えると大きな通りに出る。後はひたすら南下するだけだ。右手に市役所が見えてきてこの近くであることが分かる。なかなかtalby君は優秀だ。市役所を越えて道なりにV字路を戻ると看板が見えた。ガラス越しに唸るほど本があることが分かる。
どうやら新刊本や雑誌と一緒に古書を扱っているとみえる。本屋の少ない地方ではアタリマエのことなのか。まず中に入る前に左手の怪しげな(笑)テントへ。
長年古本屋を見てきたが、こんな陳列をしている店を初めて見た。この平台全て105円均一なのだが、教育関係や労働関係の薄い冊子が目立つ中、なぜか芹澤博文「芹澤の駒落将棋」(高橋書店・1977)を発見。「棋書ミシュラン」には「名古屋市図書館と国会図書館でしか見つからなかった」と書かれていた(掲示画像はカバーなし)がこんなトコロに転がっているんですねぇ。モチロンお値段は105円(カバー付き超美本・爆)。ボッタクリで有名な「ア○○○書店」なら間違いなく1500円以上付けるところ。

幸先良く出物が見つかってほくほくしながら入店。天井が高く上の方まで文庫や新書が並んでいるもののなかなか欲しい本がない。とりあえず小室直樹の処女作「危機の構造」(中公文庫・1991)が100円であったので手に取る。今amazonでチェックすると91年の文庫なのにマーケットプレイスで信じられないような値段が付いている(最低1212円!)。指運絶好調なのか?

文庫が結構一杯あって棚にびっしり詰まっているのをチェックしていくと、探索リスト上位にある山本夏彦「ダメの人」(文春文庫・1985)を発見して小躍りする。100円の値段が付いているが、その前はブックマートで170円で売られていたらしい。「ガイド」には「古い推理小説を扱っている」とあるが、扱ってはいるものの珍しいものは何もない。まぁ、いつものことだが(爆)。2階も見てみるが中途半端な骨董品しかない。

精算時に近所に古本屋はないかとお店の人に訊いてみる。少なくとも「ガイド」に出てくる「ほんだらけ伊勢崎店」への行き方が分かるかもしれない。ところが、返ってきたのは「この道をまっすぐ行って左に曲がるとブックオフがありますよ」という驚愕の証言。「えっ、ブックオフ?ほんだらけじゃないんですか?」と訊き直すと「ほんだらけは分からないですねぇ」とのこと。もう一度道順を確認して店を出る。ポツポツと雨が降り出してきた。

伊勢崎女子高の横の通りを戻って市役所前の通りを行くとおなじみの看板がみえてきた、ブックオフ上泉店である。
時間はまだ2時前。平屋だが郊外店らしく売り場面積は結構ある。まず漫画本のコーナーで「しおんの王」(アフタヌーンKC・2004)を猛スピードで2冊立ち読み。アフタヌーン読者なら騙せるだろうが、棋界に詳しい人間が読むとアラばかり見えてあまりの荒唐無稽ぶりに鼻白む。同じ荒唐無稽な話でも「ヒカルの碁」は設定や棋譜が現実に則っている(囲碁は詳しくないので断言出来ないが)ので面白いのだが、「しおんの王」は敢えて現実から外れようとして破綻している。ハッキリ言って朝ドラの「ふたりっ子」以下だ。

今、漫画で買いたい本はないので文庫コーナーに移動。105円の棚で愛・蔵太さんのところでも話題になった「あゝ野麦峠」(角川文庫・1977)を見つける。基本文献として持っておくべき本なのでカゴに入れる。さらに谷沢永一「正体見たり社会主義」(PHP文庫・1998)も105円で発見。「悪魔の思想」(クレスト社・1995)や「こんな日本に誰がした」(クレスト社・1996)に先行する「『嘘ばっかり』で70年」(講談社・1994)の文庫化で、社会主義や共産主義の手の内を全て明かしてくれる好著にもかかわらず現在絶版。貸出用(爆)にもう1冊欲しかったのでこれ幸いとカゴに入れる。

新書の棚では結構レアな渡部昇一「英語の語源」(講談社現代新書・1977)の美本を発見。105円なら持ってても買う(爆)。他に柴田哲孝「逃げ馬物語」(アミューズブックス・2002)と佐藤忠志「長文攻略バージョン最新ズバリ!合格の英単語」(ワニの本・1994)をカゴに入れる。

単行本の棚では旧版の(笑)「市販本 新しい歴史教科書」を発見。出てすぐに斜め読みして「こんな重箱の隅を中学生に教える必要あるのかね」と思ったのでずっと買わずにいたのだが、105円ならとカゴに入れる。他に貸出用に欲しかったマーフィー岡田「お客さんは買いたがっている!」(サンマーク出版・1999)があったのでカゴに入れる。〆て7冊で735円、トートバッグが一杯になる。

ブックオフを出ると薄暗くなっていて雨もさっきより強くなっている。まだ時間は3時過ぎなので帰ることなど全然考えずに「ほんだらけ」の場所をチェックする。検索しても「書肆いいだや」のようにピンポイントで出てこず、下植木町の地図しか出てこない。
倍率を下げると
新伊勢崎駅の脇の踏切を渡って直進すればいいことが分かる。「ほんだらけ」の立地傾向は通行量の多い通りに面している場所なので多分この通り沿いで間違いないだろう。行くだけ行って見つからなかったら戻ってくればいい。

行きに南下した道を北上する。キョロキョロしていると行きには気づかなかった問題の看板を見つける。もう大分歩いているので、トイレに行きたくなった。ある内に行っておかないと大変なことになる(爆)のでスーパーマーケットのトイレで用を足す。お礼代わりに自販機でお茶を買ってまた歩き出す。

帰りの時間を想定するために途中新伊勢崎駅に立ち寄る。
時間は3時50分。時刻表を見ると7時02分の準急(ということは伊勢崎発7時か)に乗れば急行りょうもう42号に乗って快適に9時前に帰れることが分かる。

線路沿いに戻って踏切を渡る。雨が少し強くなる。雨宿りしながらもう一度地図を確認する。町の表記が替わるところまで行って無かったら引き返してこよう。辺りはだんだん暗くなってくる。結構大きい通り(県道2号線)沿いなのだがコンビニとガソリンスタンドくらいしかない。見通しの立たない中歩いていくのは疲労が倍増する。
by haruhico | 2005-12-16 02:09 | 物欲戦隊ルサンチマン | Trackback | Comments(0)
【物欲戦隊ルサンチマン】第13回 リベンジの時は来た
今年もまた将棋部のOB会の旅行が近づいてきた。毎年エリザベス女王杯の週だったのだが今年は幹事の都合で1週間早まった。

毎年エリザベス女王杯の予想原稿を書いてそれから家を出ていたが、今年は思い立ったらすぐに出られる・・・と思っていたが、3日に神保町に行ったりして下調べも準備も出来ないまま当日。相変わらず旅行の前はアドレナリンが出まくって夜更かしして若干風邪気味。書き損ねていた1本を書き上げて家を出る。

どうしても高崎で昼食を取りたかったので逆算して11:34のあさま515号に乗る。高崎到着予定は12:18。大宮しか停車しないとはいえわずか44分だ。
普通車に乗り込むと1号車は既に満席。2号車に移動しても空席は見あたらない。いくら40分あまりでも特急料金を払って立ちっぱなしは馬鹿らしい。探した挙げ句3列シートの真ん中の席を確保する。大宮着は11:53。ぞろぞろと客が乗ってくるが空席などあるはずがない。ご愁傷様。

定刻通りに高崎に着く。去年に比べて1時間しか違わないのにやけに早く来た印象を受ける。

改札を出ようとして違和感を覚える。あれ、去年は2度改札をくぐらなかったっけ?目の前の土産物屋は変わらないのに手元には切符がない。なんだかガンガンとせわしなくうるさい。去年のように荷物を抱えて歩くのはゴメンなのでコインロッカーを探せどみつからない。そしてまたもや悪夢の張り紙が!
コインロッカーのあった場所が工事中で使用不可?慌てて駅員にコインロッカーの場所を訊くと新幹線の改札口の目の前にわずかばかりしかない。大型の500円のロッカーを覚悟したが1カ所だけ300円のロッカーが空いていてそこにバッグを押し込む。
去年も持ってきたブックオフのトートバックにカメラと「ミステリーファンのための古書店ガイド」と買ったまま手を付けなかったペットボトルのお茶を入れていざ出陣。

前日の電話で幹事に「6時には着きます」と約束してしまったので、一昨年のように終バスでたどり着くといった醜態は晒せない。あらかじめ自由席の切符を買って、16:58のMaxたにがわ449号に乗れば間に合うことを確認。

まず最初の目的地は高崎の名物であるらしい「カツ丼」の名店「栄寿亭」。実は一昨年に寄ろうとしたがやたらに混んでいたため、3軒隣にある「みやま書店」に寄ってから行こうとしたらランチタイムが終わっていて食べられなかったという因縁の店である。今日は多少並んでいても我慢して並ぼうと心に決めていたのだが。
まるで閉まっているかのように静かだ。まだ12時半過ぎなのでランチタイムの真っ最中である。中を覗くと学生がカウンターに鈴生りになっている。メニューは色々あるが、いつもの流儀で一番高いカツ丼C(630円)を頼む。
「大盛りは?」と聞かれたのでジャンボカツならカツが余るのはみっともないと大盛りも追加(+50円)。右も左も高校生ばかりで学食のような雰囲気。一番安いカツ丼Aが370円なら学生にとって堪らないだろう。しばらくしてオバちゃんがどんぶりを目の前に置く。
え、これで「ジャンボ」なの?というのが第一感。隣の学生が食べているカツ丼Bのカツと有意の差が全く感じられない(泣)。大盛りにしたご飯だけがやたらに多い。しかもタレが薄味なのでタレだけではご飯が全く進まない。カツも誉めるほどの代物ではない。名物に旨いモノなしとはこのことか。これなら去年喰った吉野家のソースカツ丼の方が何十倍も満足できる。

泣く泣く完食して店を出る。腹はイッパイだが全然うれしくない。
目と鼻の先にあるのが②みやま書店(番号は「ミステリーファンのための古書店ガイド」に振られたもの)。外には均一棚があり泡坂妻夫の「亜愛一郎の逃亡」(角川書店)のハードカバーが105円で出ていたのでゲット。これで文庫もハードカバーも3冊揃ったと思って家に帰って確認したらあった(笑)。中に入ると文庫本が一杯だがあまりめぼしいものはない。黒田勝弘・畑好秀「天皇語録」(講談社文庫)、山本七平「小林秀雄の流儀」(PHP文庫)がそれぞれ105円。初手としてはまあ上々の出だしか。

次の③文京堂も2年前に見つけた店だが、前回はどの路地を入ればいいのか分からずに散々迷った記憶がある。今年はその経験が生きるかどうか。「ガイド」の地図が正確なのでほとんど迷わずにたどり着く。
昔ながらの本屋さんといった佇まいで棚の状況は2年前と全く変わっていないようだった。よく潰れないモノだ。前回は渡部昇一・谷沢永一「読書有朋」(大修館書店)を200円で手に入れて狂喜乱舞したが今年は収穫ゼロ。今後もゼロの可能性が高そうだ。

次は地元にお住まいの幹事の先輩からもお勧めのあった①赤坂堂書店。3年前は参議院選挙とぶつかったためか店を閉めていて無駄足になったので今回が初挑戦。「ガイド」にも「探偵小説、幻想小説、漫画の古いところ、珍しいところがズラリと並んでいるのだ。値付けも東京に比べるとかなり安め。駅からは遠いが行ってみる価値は充分にあるだろう」と書かれているので(今まで何度この美辞麗句に騙されたか分からないが・苦笑)期待に胸を脹らませて向かう。高崎のバス事情には散々泣かされてきたので、多少遠くても徒歩でがんばる。店の前までは一度行っているのでアタリは付いている。
左側の看板がなければ古本屋とは思えない感じのお店だ。今日は明かりがついているし、二階の窓も開いているので営業中だ。自動ドアをくぐると中にはクラシックがかかっている。店番の女性が物憂げに本を読んでいる。まず文庫の棚で松田道弘「トリックのある部屋」(講談社文庫)を発見。180円なら即買い。更に小室直樹「世紀末・戦争の構造」(徳間文庫)が200円。仁木悦子の角川文庫が結構揃っていたりするが私の欲しい本は皆無。

単行本の棚は確かに凄い。戦前から戦後すぐの紙質の悪い単行本が集められている。木々高太郎の単行本なんて神保町でもなかなかお目にかかれない代物だが、タイトルを見たことも聞いたこともないモノまである。ただしお値段は5千円超で、相場よりは安いのかも知れないが食指は動かない。漫画もいわゆるプレミア付きのモノばかりで買おうと思うモノはない。結局買ったのは2冊だけ。期待が大きかっただけにちょっとショック。

1時間弱店内を見て回ったがまだ時間は14時30分。まだ新幹線の時間まで2時間半もあるので西口側で最後の④うさぎの本棚に向かう。細い路地を地図を元に歩いていくと程なく平屋建ての文房具屋みたいな店舗にたどり着く。ただどう見ても営業しているようには見えない。最後にババを引いたかなと思って張り紙を見るともう一つ別の店舗があるようだ。その店の方が「ガイド」の地図とも地形が合致する。
猫の額のような狭い店だ。案の定何もない。ここまで来て何も買わないのも癪に障るので片隅にあった佐久間英「珍姓奇名」(早川書房)がカバーなしで100円だったので話のタネに買ってみる。店を出てまだ15時を回ったところ、これなら予定より一本以上早い新幹線に乗れる。てくてく歩いて駅まで戻る。身軽なのと距離感が分かっているので全く苦にならない。多少咳き込むのでマツモトキヨシで風邪薬を買い込む。旅先で風邪薬を買うのが常態となっているのは決して良いことではない。

コインロッカーから荷物を引っ張り出して時刻表を見るとちょうど15:58発のMaxたにがわ447号がある。越後湯沢行き(残り2駅)だから自由席も空いているだろう。ホームで待っていると程なくして2階建て車両が入ってくる。そういえば一度も乗ったことがない。2階席に座って一息つく。明日はどうしようか。去年と同じルートを回るのも知恵が無いなぁ、などと思っている間もなく17分で上毛高原駅に着く。

バスに乗り遅れると一大事なので写真を撮るのも早々に改札を出る。
残暑が厳しかったからか11月だというのに紅葉が全然進んでいない。
上毛高原駅発最終バスの1本前に乗ることが出来た。上毛高原駅を出てすぐ利根商前のバス停で下校する生徒が乗ってくる。3人ほど校門の向こうから駆けてくるのに運転手は敢然と無視(笑)。次のバスは25分後。田舎は大変だ。いつもは真っ暗になってから乗っているので景色など全く分からないが、今年は徐々に暗くなっていく様を眺めている。目的地は終点なのでぼーっと過ごす。揺られること35分。終点の猿ヶ京に着く。
バスの運ちゃんに「宿の予約はあるの?」と聞かれる。よほど旅慣れないように見えたとみえる(苦笑)。空を眺めるとうっすらと月が出ていた。
宿に着くとまだ夕食まで1時間ある。浴衣に着替えてひとっ風呂浴びてくる。温泉はキライだがここの硫酸塩泉は無味無臭なので安心して入れる。何しろ風呂場で脚を伸ばせるのは年に1度しかないのだから存分に伸ばしてくる。いつもは女性の団体客ばかりで男湯は閑散としているのだが、なぜか今年は男性客が多くてあまりくつろげない。食事の時間もあるので歩き回った疲れを取る程度にして風呂から上がる。部屋に戻って幹事に今日の戦果を報告。私以外は全て50代後半から60代前半。
上越国境の山の中だというのに魚介類中心の料理(苦笑)。皆年齢的に完食は厳しく余り物が全て私に回ってくる。

食事が終わるとすぐ麻雀開始。掘り炬燵で手積みなので結構しんどい。しかも風邪気味なので頭が回らない。そこへ来て完全先付けだからいつもと勝手が違う。接待麻雀に徹するつもりが、なかなか止めようとしないのでこっちのブレーキも利かなくなってくる。だいたい完先なんて単なる絵合わせで麻雀の駆け引きもコクもあったもんじゃない。沸々と殺意がこみ上げてくるが口が回らないので必然点棒をむしり取ることしかできない(爆)。結局2時過ぎまで打ってトップ3回(ラス1回)の圧勝。ただ疲労困憊。明日にどう影響するやら。
by haruhico | 2005-11-13 22:33 | 物欲戦隊ルサンチマン | Trackback | Comments(5)
【物欲戦隊ルサンチマン】第12回 It's been a hard days night.
サンスポで野村大先生のサイン会のお知らせがあって、金曜日を指折り数えて待っていた。「野村ノート」自体は既に阪神が優勝した日に立ち読みでほぼ全部読んでしまった(そのため生の胴上げシーンを見ていない・爆)のだが、買うならサイン会でと思っていた。御年70歳、次の著作は楽天が優勝でもしない限りないだろうから、直接サインをもらえる最後のチャンスであろう。
会場の八重洲ブックセンターへは仕事場を定時で出ればギリギリ間に合うので、時刻表を調べてアリバイ崩しよろしく万端準備を整えていた。

当日の朝、八重洲ブックセンターのHPを開けると、
【日 時】 2005年10月7日(金) 18:00~19:00
【場 所】 1階サイン会場
※ 要整理券
※ 整理券の配付は終了いたしました。
ガーン! orz

サイン会なんて行ったことがないから、整理券が必要なんて知らなかった。こういう時って、前日(前々日?)に整理券を配布するの(180人も来ていたらしいが)?教えて!エラいひと。

ということで予定は全くの白紙に(泣)。ついでに巡回サイトをチェックするとtaikutuotokoさんのところに第2回池袋西口公園古本まつりのニュースが。夜8時までなら会社帰りでも問題ないので予定を変更して池袋行きに決定。

仕事場を定時に出て空を見上げるとポツポツと降ってきている。イヤーな予感はするが家に直行しても何をするわけでもない。いつもは丸の内線を使うのだが、西口公園が目的地なので有楽町線で池袋に向かう。

10月ともなれば18時半は真っ暗だ。各店とも雨よけにビニールが被せられている。前回は渡部先生の「日本史から見た日本人・正続」(産業能率大学出版部)やら何やら結構な出物があったのだが、今回はどうだろうか、と見て回るのだがどうも今いちピンとこない。

買ったのは、
向井敏「本の船」(毎日新聞社・1992)500円
・・・向井敏さんの本は体系立って出版されていないので見つけた時にポツポツ買っている。

加地悦子「ラグーザ・玉 女流洋画家第一号の生涯」(日本放送協会出版・1984)200円
・・・御雇い外国人ヴィンツェンツォ・ラグーザの妻で日本初の洋画家、清原玉の生涯を描いたもの。以前「なんでも鑑定団」に出品された時に気になっていたので手に取った。

徳岡孝夫「きみは、どこへ行くのか」(新潮社・1998)500円
・・・「諸君!」巻頭の「紳士と淑女」の作者の本。山本夏彦さんが再三褒めるのでそのうち読んでみようと思っていた。

エドワード D.ホック編「密室大集合」(ハヤカワ文庫・1984)200円
・・・クレイトン・ロースン「この世の外から」だけが目当て。

手塚一志ディスカッション「『山本和範』バッティングの極意」(ベータ・エンドルフィン・2000)200円
・・・カズ山本のバッティングの極意とは「バッティングセンターで左脇えぐり込むように打つべし(嘘)」か。あまり理論派には見えないのだが。珍品だけに200円なら即買い。

そぼ降る雨の中、どこからか「ゆず」や「コブクロ」の出来損ないの声が聞こえてくる。こんな湿度の高い日に屋外でアコギを弾くなんてキチガイ沙汰だ。

外側から順に回って、中心に入ろうとすると大半が店じまいをしている。

確かに来た時よりは多少雨が強くなっているもののまだお客はいるし、終了時間まで30分以上もある。もっとも本の大敵は湿気だから仕方ないが。

わざわざ池袋まで出向いてこの程度の収穫では明らかな欲求不マンで、雨が降っていようが断固光芳書店の本店まで足を伸ばす。

途中、池袋区民センターに不審な明かりが。こんな時間に明かりが灯っているのはあまり見た記憶がないので近付いてみると、激安セールをやっていた。

どうせロクな商品がないだろう、とタカをくくって覗いてみたら果たしてそうだった(苦笑)。

何も買わないで出るのも癪なので前から欲しかった首筋のストレッチ用の器具が安かったので手に取る。レジに向かう途中で床に置かれている特売商品を見ると「VHSテープ1本88円」とある。SーVHSなら市価の半値だから買ってもイイかなとカゴの中を見ると、いろいろな種類のテープの中に見慣れぬものが。

あれっ、これD-VHS規格のテープちゃうの?

S-VHSのデッキで使えたっけ?と思って裏を見ると大丈夫なようだ(ダメなのはW-VHS規格)。

値札は付いていないが、いざとなれば「そこに1本88円て書いてあるじゃん」とゴネる心づもりでレジに並ぶ。あっさり1本88円で4本購入。思わぬ掘り出し物にウハウハである。

上の画像とビミョーにデザインが違うのは気のせい(笑)。

いい景気付けとなって光芳書店1Fへ。真っ先にいつものコーナーへ。どうせ大して変わってないよねと思いきや、あにはからんやガラリと棚の様相が変わっていた。

以前にはなかった某N木氏の作品が大量に並んでいるが、高いし集め出したらキリがないしどれも代わり映えしないし、といつものようにスルー。

その横にひょっこり「○○○○○○」(ミリオン出版・1990)を発見。ヤフオクでも滅多に見られない代物でお値段は2800円。ラッキー!と思って手に取ろうとしたらその隣にも、またその隣にも同じメーカーのビデオが。ありえねー!

かれこれ探し続けて15年、発売当初ですらほとんど見かけることがなかった幻の逸品(と褒めるほどの内容ではないと思うが・苦笑)がズラリと5本。しかも笑えることに全部自分が持っていない作品

更にこれを買うとたぶんコンプリート(爆)。

しかし5本で12700円(1本だけ1500円)はちょっと高いし、これだけまとまって出てきたということはメーカーの在庫処分の可能性も捨てきれず、そうすると近日中にDVDで復刻(爆)とか、神保町で1本1000円以下で投げ売り(激爆)という可能性も否定できない。

と逡巡すること数分、きっとN木氏の作品も含めてコレクターがまとめて手放したに違いない、と一人合点して一括購入。次に神保町へ行くのが怖い(笑)。

ついで(笑)に一般書のコーナーもチェック。山本夏彦「最後のひと」(文春文庫・1994)が200円。100円均一を待ち続けたがついに根負け。そして畑田国男「三角関係の超心理」(毎日新聞社・1994)が750円。持っていたような気もするし、高いのは分かっているが、畑田さんの本は存在自体がレアなので泣く泣く購入。家に帰って確認したら・・・あったorz。

最後のオチは痛かったが、3連休がこの痛みをきっと癒してくれるに違いない。
by haruhico | 2005-10-10 17:23 | 物欲戦隊ルサンチマン | Trackback | Comments(2)
【物欲戦隊ルサンチマン】第11回 惨敗とリベンジの夏
また"熱い"夏がやってきた。

今年は久しぶりの出店ということで2日間出動。仕事の都合で木曜から休みになり、いつものように金曜夜にジタバタしなくていいはずが蓋を開けてみるとなぜか深夜まで作業(笑)。

朝は5時半に起床。天気は小雨。毎回飾り付けに凝る余裕がないのだが、今回はヤフオクで落とした「ヤンマガ28号(「喧嘩商売」第1回)」を木多康昭つながりで持っていこうと思っていたのだが見つからない。それを探していて昨日は深夜に及んでしまったのだが、確か数日前、無造作に本の山の上に置いてあった記憶があるのでそれらしきところは全て探したのだが見つからない。一眠りして何か変わるかと思ったがやはり見つからず、後は本の山の下にある段ボール箱くらいである。ここにあったらプリンセステンコーもびっくりだ。

恐る恐る本の山を崩す。全てどけなければ段ボールは開かない。後で戻すことを考えて固まりで横に置きながら山を崩して段ボールを開ける・・・

あった(爆)。

あとはデザインの苦労話のネタに「バカの壁」も持っていく。本を立てかけるような物があればよいが、それは現地で考えよう。

在庫の詰まった鞄を背負って白Tシャツに白スラックスのビバンダム君コスプレ(爆)で出撃。

売り子要員の知人2人と待ち合わせて新木場駅に着いたのが8時過ぎ。9時までにサークル入場すればよいので急ぐ旅ではない。新木場でわざと1本見送ってのんびりと。

国際展示場駅に着いて西館へ向かう。外は相変わらず小雨模様だが、サークル参加者はアーケードの下を通って濡れずに階段下まで行ける。
サークル参加は雨とは無縁
右手には一般参加者の列が見える。
小雨そぼ降る中、「大阿蘇」の馬のように待っている。待っている。
土曜日8時過ぎの一般参加者の列
8時半には自分のスペースにたどり着く。製本を済ませてあるので、やることと言えば在庫を並べてPOP(?)を飾る程度。20分もあれば終わってしまう。

改めて写真を見るとPOP(?)の字が小さすぎる。次回はもう少し考えないと。
今回は大通りに面した結構いいスペース。もしかして替え歌本が完売しちゃったりなんかしちゃったりなんかして、と妄想する。

そのとき女性スタッフが見本誌を取りにくる。今回は替え歌本しかない(競馬サークルなのに・笑)ためか、やけにスタッフが念入りに中身をチェックする。やべーな、呉儀とホリエモンの写真を穴埋めに入れたのは間違いだったかなぁ、とちと後悔する。なぜかそこだけ何度もチェックする。以前、某宗教の教祖以下幹部連の写真を表紙に使ってもパスしている(目線入りだが)ので、この程度はお目こぼしの範囲内だろうと高をくくっていたのだが、販売停止を食らってはシャレにならない。

ビクビクしながら待っているとようやくOKが出た。なぜ時間がかかったのか聴きたかったがヤブヘビなので黙っている。

開場しても西館はのんびりしたもので、室温が上がったり、うるさくなったりもしない。ウチのサークルに朝一で来るような物好きはいない(以前は関西から来る人が1人だけ居た・笑)のでのほほんと客待ち。

ところが待てど暮らせど客がこない。隣の初参加サークルの100円コピー誌はソコソコ捌けてくのに、ウチのは手にも取ってもらえない。中島誠之助言うところの「いい仕事」は間違いなくしているのに何でだろう。隣のサークルの「完売するかも」なんて寝言を聞きながら、「小僧、本の中身で勝ったのではないぞ。100円という値段のおかげだという事を忘れるな」と心の中でつぶやく。

11時半を過ぎたあたりでようやく手にとってもらえるようになる。手にとって見さえすれば7割から8割の人が買ってくれる。それだけの労力は費やしている。が、手に取ってくれるのは「シュミ特大事典」や「バケンの壁」ばかりでなぜか新刊の替え歌集を見てもらえない。正午の段階で新刊の売り上げゼロ。全く悪い冗談としか思えない。やはり表紙に新工夫がなかったのが敗着だったか。

昼前に一通り西を見て回る。昔から買っている時空工房さんで今回久しぶりに新刊無料配布という超絶サービスが復活していた。新刊がタダで、バックナンバーが有料、という掟破りの商法だ。

タダといっても内容はA5・24頁オフセットのちゃんとした本で、内容は最新CMのパロディ。午後の紅茶や中央出版の足し算のCMをパロったのが最高にツボだった。中身に自信がなければ絶対出来ないサービスだ。

他に西館で購入したのが「夜盗組」の特撮番組資料集。以前「スパイダーマン(東京12チャンネル版)」の資料集を購入して死ぬほど笑い転げたが、今回は「電脳警察サイバーコップ」。斎藤雅樹のカーブみたいな外角低め一杯の絶妙の選択で財布のヒモを弛ませてくれる。

一回りして戻ってきても状況に変わりはない。時折熱心に中を見てくれる人が居て、そういう人は買ってくれるが大半は目の前を通り過ぎるだけ。人通りがよすぎるのも善し悪しである。

1時ちょい前くらいにAshikaRecordさんがご来店。
お約束通り替え歌集を進呈する。高橋良輔ファンということで、何となくミリタリー系のコワイ人を想像していたのだが、文章の通りほんわかした方でした。ついでに「シュミ特大事典」もお買い上げ。在庫が5冊しかなかったので、いらっしゃるまで残っててよかった(他は全て競馬本のため)。

もう少し当ブログの読者の方が来るかと思って多めに摺った(普段は20冊しか摺らない)のだが完全に裏目。「シュミ特大事典」はヤンマガのグラビアのおかげか、見本誌まで売れて完売。

そこで、ヤンマガはお役ご免と引っ込めたところ、更に客がこない!諦め悪く3時半までねばった(4時閉会だが、そこまで居ると電車が混むため)がトータルで12冊しか売れなかった。

元々西館のサークルは店じまいが早いが、ご覧の通りこの時点で島に残ったサークルはわずか。

片づけを終えて、入り口付近で謎の看板を発見。

一杯のかき氷にシロップかけ放題ってうれしいか?

滅茶苦茶な味になるか、遠い昔ゲーセンで飲んだ無料ジュース(かき氷シロップを水で割ったモノ)にしかならないと思うが。

国際展示場駅に着くと人また人。

いつもなら混雑を避けてゆりかもめに乗るのだが、今日は事情があってりんかい線に。外はすごいが、中に入ってみるとサクサク進む。ちょうど大崎行が来たので乗り込む。

前回のルサンチマンで復讐を誓った牛八のスタミナカレーに挑戦するため大井町駅に降り立つ。時間は4時を回っている。昼飯抜きなので戦闘準備は万端整っている。地上に出ると前回は分からなかった懐かしい看板が目に入る。

今日は営業中(苦笑)だ。大荷物を抱えたまま突撃する。店には客が居なくてテレビからは韓流ドラマが流れていた。

「スタミナカレー(中)1つ」

馴染みのメニューを頼む。大盛りでもいいかな、と思ったのだが近頃食が細くなった(笑)ので安全策を採る。なに、足りなければ未体験の牛丼(小)でも追加すればいいのだから。

ご飯をよそってカレーと肉をかけるだけだからすぐに出てくる。


10数年前に比べるとやや少な目の盛りだが620円という値段を考えれば激安だ。

汁気の多い石塚英彦言うところの「飲むカレー」で、あっという間に胃の中に落ちる。

食べ終わった瞬間、ちょっと物足りないかな~と思うが、同行してくれたF氏がチンタラ食べている間に満腹中枢が追いついてきた。食べなくて正解(笑)。ふと店の中を見回すと「14日から20日まで臨時休暇」の文字が。重い在庫を抱えながら来てよかった。

家に着いて布団に倒れ込む。まだサークルチェックも終わっていない。明日は晴れそうだが体が持つかどうか。
by haruhico | 2005-08-15 23:12 | 物欲戦隊ルサンチマン | Trackback | Comments(5)
ブログ開設1.5周年
1週間以上前になってしまったが、mikimai氏とカラオケに行って来た。
たまたまmikimai氏が夏休みだったのと、深夜に更新済だったので帰宅時間を気にすることなく(笑)のんびりと。

仕事が終わってから連絡を取って待ち合わせ。近くにいいお店がないので夕食はコレド日本橋の「平田牧場」へ。オープン時に「王様のブランチ」で紹介されていて、linceiさんのところでも見ていて是非行きたかったお店。三十男が1人でコレドに行くのは気が引けるので、三十男2人で(mikimai氏と私は生年月日が全く一緒)行く(爆)。

まだ7時前でお店は空いているのだが、席に着いた途端、ウエイターが
「こちらの商品は全て終了しています」
一番高い平牧桃園豚のメニューが全滅だと告げる。
何それ?今日平日よ。まだ7時前よ。

仕方がないので2人して三元豚の特厚ロースを頼む。揚げるのに20分かかるというのでビールとソーセージと角煮を頼む。

とりあえずビールで乾杯。ソーセージは普通だが、とろける角煮が絶品。3か月ほどご無沙汰だったので近況などを話し合っているうちに特厚ロースが届く。

事前にmikimai氏から「女の子でもペロリと食べちゃうくらいだから量は物足りないかも」と脅されたが、特厚だけに厚さは十分だし量に不満はない。

塩と甘口ソースと辛口ソースがあるのだが、やはりこういうときは最初に塩で一口。美味しいことは美味しいのだが、やはりちょっと物足りない。

摺ったゴマの中にドボドボとソースを入れるのは「新宿さぼてん」で勝手知ったる手筋。いきなり大量のソースをすり鉢に入れるのがポイント。後からちびちび足すとゴマが足りなくなる。

そして大阪の串カツのごとくソースの池にドボンと漬けて食す。旨い。
甘口ソースの味は「さぼてん」と同じ感じ。ご飯が進む進む。
「脂」という字の中に「旨い」という字がいるのだから旨いのは当たり前(?)だが、脂の味が他と違う。最初のご飯の量が少ないので当然のごとくおかわり。mikimai氏はキャベツもおかわり。

食べ終わって店を出ようとすると外で待っている客が数名。早めに行って正解だったが、並んで入って食べたいものがなかったらどうするのだろう。

満腹して二人で7400円は妥当なところか。食べ過ぎたのでベルトの穴を1つゆるめる。

日本橋から銀座線で上野に行きmikimai氏がボトルを入れている行きつけのお店へ。実は5月のオフ会以来のカラオケ。

カウンターには先客が2名。座るやいなやmikimai氏がアイスが食べたいとコンビニに買いだしに。戻ってくるまで唄本を眺めながらママと四方山話。

まずは以前97点を出して景品をゲットしたKANの「Songwriter」で小手試し。アルコールが入っているものの、まだ慣らしなので3分程度の声しか出なくて不満なのだがなぜか96点をゲット。全然点数をとる気がなかったし、相当いい加減に唄ったつもりだがこの得点。規定(?)により赤まむしドリンクかキーホルダーということでキーホルダーを選択。同じ曲で(中2年くらい空いているが)2度商品をもらうのはちょっと気が引ける。

mikimai氏が「君の瞳に恋してる」なんて唄うから、あらま洋楽なんて珍しいね、と対抗心から慣らし状態でも歌える「THE LONGEST TIME」を入れる。歌い終わってから「コレTommy february6の曲(邦楽)だからね」とたしなめられる。

mikimai氏はいつも通り女性Vo.の懐かしめの曲中心。それでいてそこそこの点数(85~90点)を出す。曲によっては目をつぶっていると女性としか思えない。私が女性曲を歌うとさんざんな点数なのでスゴイことだ。

以前ここでリストアップしたことのある曲は避けようと思いながら選曲したのだが、後で見比べると結構重複している(笑)。スキマスイッチあたりからようやくエンジンが掛かり始め、そこそこ高音が出るようになり90点台を連発。

結局2人して3時間ちょいで29曲(この間他のお客さんも唄ってるので)。久しぶりにストレス発散が出来た。この時点で原稿はまだ手つかず。

いつもの曲目リスト
by haruhico | 2005-08-11 23:32 | 物欲戦隊ルサンチマン | Trackback | Comments(0)
馬鹿っ、ヤフオクは最後の武器だ。我々は物欲戦隊だ!
近頃つまらないな、とか、更新減ったんじゃないの、と思っている読者の皆様。アナタは鋭い。

実は1ヶ月ほど前からヤフオクを始めてしまいました。

今までずっと表題のセリフ(元ネタの「忍者部隊月光」なんてR40にしか分かるまい)を何度も噛みしめながら避けてきたのだが、たまたま20年来の探しものである某作家の幻の長編を見つけて知人に落札を頼んだところ(実はその前に「ドクトル・ノンベ」2冊セットを落札してもらっている)、高額だし、それだけ思い入れがあるなら自分で落した方が悔いがないよ、と諭されてアカウントを作成。

以下はその戦いの最終盤(アカウントは仮のものです)。

[21時 10分] A氏 自動入札。 61,000
[21時 10分] haruhico 自動入札。 60,000
[21時 10分] A氏 自動入札。 60,000
[21時 10分] haruhico 入札。数量: 1 で 56,000
[21時 10分] A氏 自動入札。 56,000
[21時 10分] haruhico 自動入札。 55,000
[21時 10分] A氏 自動入札。 55,000
[21時 10分] haruhico 入札。数量: 1 で 53,500
[21時 9分] A氏 自動入札。 53,500
[21時 9分] haruhico 自動入札。 52,500
[21時 9分] A氏 自動入札。 52,500
[21時 9分] A氏 入札。数量: 1 で 51,000
[21時 9分] haruhico 自動入札。 51,000
[21時 9分] B氏 自動入札。 50,000
[21時 9分] haruhico 自動入札。 50,000
[21時 9分] haruhico 入札。数量: 1 で 34,500
[23時 39分] B氏 自動入札。 34,500
[23時 39分] C氏 自動入札。 34,000

前日深夜時点で、想定の30,000円をオーバーしていたものの(スタートは5,000円・笑)、清水の舞台から飛び降りたつもりで52,500円で入札。感覚としては古書店に並んでいたらギリギリ買うか買わないかの金額。考えることは皆同じでB氏が50,000円だったのでようやく最高入札者に。(表示は51,000円)。

これで勝った、と思ったら突然大外からA氏が強襲。

乗りかかった船で55,000円で指しても届かず。即座に過去の落札履歴をチェックすると、貸本漫画の表紙原画に500,000円とか平気で突っ込んでいる。業者ではなさそうだが、どう考えても金銭感覚資金力が違う。

長年の経験から56,000円はかなり相場を外れた金額だが、この程度で落札されるのも癪に障るので最後の一太刀とばかり60,000円。まだ上かよorz

デビュー戦からいきなりの大勝負&完敗であった。

そこで止めとけばいいものを、ついつい他の探しものを片っ端から検索してしまうのが人の性というもので、タイミングよく探しものがポンポン見つかる(苦笑)。落札した後に同じブツが2度と出て来ないあたり偶然とは恐ろしいが、ペタジーニを獲り損ねた阪神のように資金は潤沢だ。気づくと1ヶ月の落札件数が70件以上(爆)。

欲しいものはほとんど手に入れたのでもうそろそろ落ち着くかな。

P.S.この投稿が1300本目。記念企画は現在考え中。
by haruhico | 2005-06-12 11:24 | 物欲戦隊ルサンチマン | Trackback | Comments(3)
♪ちょうど一年前に~
ネタ元:5/13の読売のキモチ

とうとうX-Dayになりました。

誰も「X-Dayって何?」って訊いてくれなかったのがスゴく寂しかったのですが・・・(途中で1日カウント間違いしていることに気づいたし・苦笑)。


今日のエントリーで365日連続投稿となりました~。


1年やれれば10年だってやれる、と歯を食いしばって毎日更新してきました。アー疲れた。

記念企画を何にしようと思っていたら、何と、「ラベルの色は…」と「ラベルの色は…Part2」と連敗中の夏コミに受かってしまいました。

曜日と場所は8月13日土曜日西す19a タイム指数研究所です。

ということで、チョイと先の話ですが、「ビッグサイトでルサンチマンと握手!」イベントを開催します。

当日の15時までに上記サークルへいらっしゃった方にコピー誌「替え歌全曲集改訂版」を進呈いたします。進呈の際の合言葉は「ロディマス!」です。

お時間のある方は、その後の打ち上げにもご参加ください。
日曜日は一般参加の予定なので無茶はしません。

物好きな方のご参加をお待ちしております。あらかじめ鍵でコメントいただけると嬉しいです。

受かると思っていなかったので、何も準備をしていませんでした。もしかすると原稿書きで連続投稿が途切れるかもしれません(笑)。
by haruhico | 2005-06-03 22:37 | 物欲戦隊ルサンチマン | Trackback(4) | Comments(15)