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座右の夏彦
山本夏彦翁が亡くなられてもう4年以上が経つ。

翁は言論は五十以内に整理できると断言した。そのコラムはつねに同じ内容の繰り返しだという。ならば生前遺された文を今並べても今の時代を映す言論になるであろう。参議院選挙に向けて、いくつか引用してみたい。

「茶の間の正義」(工作社・1962)より

・身辺清潔の人は、何事もしない人である。出来ない人である。

・言葉は乱用されると、内容を失う。敗戦このかた、平和と民主主義については言われすぎた。おかげで内容を失った。

「毒言独語」(実業之日本社・1971)より

・言葉というものは電光のように通じるもので、それは聞くほうがその言葉を待っているからである。

・私は、正直者は馬鹿をみるという言葉がきらいである。ほとんど憎んでいる。まるで自分は正直そのものだと言わぬばかりである。この言葉には、自分は被害者で潔白だという響きがある。悪は自己の外部にあって、内部にないという自信がある。

「かいつまんで言う」(ダイヤモンド社・1977年)より

・国民が支持しない軍隊は軍隊ではない。一旦緩急あって某々国に攻められたら、ひとたまりもない。一週間とは支えられないだろう。総くずれになるだろう。なっても国民は文句はいえない。国民は自分が支持しなかった軍隊に、守ってもらうことはできない。

・馬鹿は百人集まると、百倍馬鹿になる。

「恋に似たもの」(文藝春秋・1981)より

・持てるものから奪うのは正義だと、持たないものが思うから、税吏は遠慮なく奪うのである。

「やぶから棒」(新潮社・1982)より

・婦人の中の最も若く最も未熟なものを、警察官にするとどうなるか。正義の権化になる。権化になって何が悪いというだろうが悪いのである。

・汚職は国を滅ぼさないが正義は国を滅ぼす。

「美しければすべてよし」(新潮社・1984)より

・いま私たちはあらゆる責めを政治に帰す。箸が転んでも政治が悪いと言う。それなら政治家にそれ相応の敬意と何より報酬を払わなければならない。大企業の労組は十五万円しか出さなければ、十五万円の人材しか雇えないという。それなら百六十万円しか出さなければ、百六十万円の首相しか雇えない道理である。結局ソンするのは国民だから、出すものは出せと私は繰返して言うが誰も耳を傾けない。

「意地悪は死なず」(講談社・1984)より

・僕は制限選挙でたくさんだと言っているんです。制限選挙で仮に有権者が三百万、五百万しかないとしますね。けれども五百万人いればそれは人間の縮図です。人間の諸悪はこれに尽きます。もし人間にも美しいところがあるなら、それもここに尽きます。それ以上の人数を要しません。男ばかりでなく、女も選挙できたらこの世はよくなると思ったのは選挙権のない時代の夢です、欲です、やきもちです。そのやきもちを開放したらこのていたらくです。私は選挙権なんか要りません。何ならあげますよ。どうぞ。

以上をまとめて読みたい方は「何用あって月世界へ」(ネスコ・1992)をどうぞ。
by haruhico | 2007-07-19 00:04 | 真面目な話 | Trackback(1) | Comments(4)
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Tracked from 社怪人日記2009 at 2009-08-29 06:57
タイトル : 座右の夏彦 Part2
元ネタ:座右の夏彦 一昨年の参院選の時に山本夏彦翁の言論を借りたが、衆院選を前に読み返したら1つ書き忘れていた。 『茶の間の正義』(文藝春秋・1967)より たとえば昭和初年、私がまだ子供だったころ、新聞は毎日財界と政界の腐敗を書いた。あんまり書くから、そのうち読者は信じた。いっそ殺してしまったらと、若者たちは井上準之助を、高橋是清を、犬養毅を、その他大勢を殺した。  古いことでお忘れなら、吉田茂首相を思い出して頂く。彼ならまだご記憶だろう。  彼は歴代宰相のうち、最も評判の悪い...... more
Commented by minami18th at 2007-07-19 00:20
さっそくAmazonで注文しちゃいました。
ありがとうございました。
Commented by haruhico at 2007-07-19 23:18
>minami18thさん
おお、やはり言葉は電光のように通じるのですね。
リンクをたどられても私に何もバックはありませんが(苦笑)。
注文されたのはやはり「何用あって~」でしょうか。きっと他の本も読みたくなりますよ。
Commented by dydx at 2007-07-20 02:06 x
山本夏彦さんは「諸君!」の巻末コラムを長らく担当していらっしゃいましたね。同誌で<紳士と淑女>という巻頭コラムが始まったのは、「諸君!は後ろから読む雑誌」という評判を返上するためだったそうです。

「侏儒の言葉」もそうですが、毎号読みたくなる時事雑誌は、優れた諧謔家が巻頭や巻末で睨みを利かせているものです。残念ながら、今ではそういう雑誌がすぐには思い当たりませんねえ。
Commented by haruhico at 2007-07-22 20:33
>dydxさん
「笑わぬでもなし」ですね。「正論」は購読していないので、生前読んだことはありませんでしたが(「週刊新潮」もあまり読んだ記憶がない)。
文字メディアで、それを読むためだけに購読するといった吸引力の強い書き手は思い当たりませんね。タダでナンボでも面白い言説が読めますし。
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