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【物欲戦隊ルサンチマン】 第28回  士別三日、即更刮目相待
1月末に突然Lから封書が届いた。二つ目最後の勉強会を2月3日にやるという。

年賀状を寄こしたんだから、そこへチョイと書き加えておけばいいものを、1週間前に急に寄こしたって空いている人間が何人いるのか。私は空いているけど(爆)。

べ、べつにアンタの下手くそな落語が聴きたいんじゃないからねっ。花丸さんが見たいから行くだけなんだから!」とツンデレてみる。

1人で行くのも何なので、前回誘った同級生のS氏をまた誘うことにした。もっともS氏はお忙氏なので、土曜日とはいえ予定が空いているかどうか。とりあえずメールを出してみた。

S氏は私のようなネット中毒患者ではないので、返事は数日後かと思っていたらすぐに返ってきた。中身を読んで仰天。
おはようございます。Sです。
こちらは夜9時です。米国×××学会の会議に出席するため、さきほどヒューストンに着いたところです。
L君から、ご案内状をいただきました。2月3日にはたぶん行けると思います。
会場でお目にかかりましょう。
(プライバシー保護のため一部伏字)
地球の裏側にいる人間にすぐ連絡が付くとはいやはや21世紀だねぇ。それにしてもご活躍の様子で何よりだ。

そして勉強会当日。日本橋に直行するのも芸がないので神保町まで行く。

とりあえず週末の"お約束"として小宮山書店へ。

平台の上になにやら崩れかけた本があって手に取ったら島田清次郎の「地上 第一部」(新潮社)だった。奥付が取れているので版数や出版年次は分からないが戦前なのは間違いない。ヘタをしたら大正だ。頁をめくるだけで咳き込みそうなヨゴレ具合だが、当時の雰囲気を味わいたかったので買うことにする。3冊まで500円だからあと2冊。

棚を見ているとヤフオクで毎度高値を呼んでいる高田瑞穂「新釈現代文」(新塔社)がポロッと出てきた。瞬時に右手を伸ばしてゲット。倉庫に1冊あるはずだが見つからないのでとりあえず買っておく。どうしてこんな本に35000円も出すのかねぇ。ちょっと探せば数百円で手に入るのに。

毎度のごとくあと1冊が見つからないので、エイヤッで竹内睦泰「超速日本近現代史の流れ」(ブックマン社)を手に取る。駄本なのは百も承知だが、こんな時でないと買わないだろうから。

あと文庫・新書のコーナーで岩田一男「英語・一日一言」(ノン・ブックス)と泡坂妻夫「生者と死者」(新潮文庫)がそれぞれ100円。「生者と死者」はモチロン開封済み

まだ時間があるので懸案メガマックを食べにマクドナルドに寄る。さすがにそろそろみんな飽きてきたのかまだ残っていた。
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パティが4枚あったらさぞ食べ応えがあるだろうな、と思ったが、何より全体が厚くて口に入らない。それにまず掴めない。

四苦八苦して食べきるも間にパンが挟まっているせいで分厚い肉を齧るといった楽しみが半減している。パンの間はチーズとパティ4枚だけの方が漢らしくていい。

神保町から日本橋までは2駅なのでまた開演前に着いてしまう。

お江戸日本橋亭の前まで行くがまだ開いていない。

終了後にS氏と駄弁る場所を探しに周囲をうろつくがファミレスくらいしかない。

一回りして戻ってきたら開場していたので入る。節分なので先着で豆を配っていた。どうせならLが鬼の面でも被って豆まきをすればいいのに。落語家よりもよっぽどお似合いである。

座椅子は腰に悪そうなので毎度のように椅子席に座る。S氏のための席取りで荷物を隣に置いて買ってきた本をチェックする。時折入り口を見遣るがS氏は来ない。今日も診察があるはずなので遅いのだろうか。

いつもなら開演前くらいならまだ席に余裕があるのに、今日は早々と席を詰めさせられる。どうやら今回のゲストの追っかけの分いつもより多めに入っているらしい。開演直前になってもS氏が来ないので隣には中年の女性が座った。なんと開演前に立ち見が出る異常事態

まずはLの挨拶から。あいかわらず素人臭の抜けないしゃべりだ。これで5月には真打になるという。落語界は年功序列主義なので、年数をこなせばそれなりに出世してしまう。成果主義のサラリーマンは課長や部長など夢のまた夢なので、出世の基準がハッキリしている点は羨ましい。

最初に一龍斎貞寿さんの「村越茂助左七文字の由来」。

講談は名人上手を聴いたことがないので、評価しようがない。若手の講談というと女性ばかりのような気がするのは気のせいだろうか?戦国武将ものなので男臭い講談なのだが、所々女子校のイジメのような雰囲気になるのはご愛敬だった。

続いてLの「長男」。「総領の甚六」を地でいく話で、長男であるが故の不幸には同じ長男として同情した。登場人物が全て男の上に親父と兄弟だけなので、最大の欠点である演じ分けが出来ない点が露出しなかったせいか今回の出来はまずまず。さすがに真打ち一歩手前となると芸も変わってくるのか。

座布団が片づけられて椅子が2つセットされる。今回のゲストであるカウンセラーの富田富士也氏との対談である。何でも富田氏は「ひきこもり」問題の第一人者だそうだ。

どっかで見た顔だなぁ、と思ったら「なんでかフラメンコ」の堺すすむに似ている。張りあげる声の質や大げさなリアクションで目を剥く様もそっくりだ。

大体、解剖学者だの脳科学者だの教育評論家だのカウンセラーといった、適当なことを言い散らして他人を煙に巻いている手合いは胡散臭い雰囲気をまとっていてピンと来るものがあるが、この"先生"も同じである。

「カウンセラーは聞き役だ」と自分で言いながら、終始エネルギッシュに対談を一人で引っ張っていて全くの言行不一致だ。この先生の「追っかけ」達はみんな家に「ひきこもり」の一人や二人を抱えているのだろうか、富田氏を見つめる目が教祖様を見る目になっていて怖かった。

対談のあとに富田氏が素人落語をやるという。先日、岡田斗司夫氏の「落語2.0」を聴いたばかりなのでそれを物差しに聴いたが、変にプロっぽいテクニックを真似しようとしているものの、話の中身が全く面白くなく(最後のオチでトチるし)ひどい出来だった。アレでもきっと信者がヨイショしてくれるのだから、本人がすっかり「その気」になっても不思議ない。

中入りで席を立つと後ろにS氏が立っていた。どの辺りから来たの?と聞いたら対談のあたりだという。人いきれがするので入り口の方で涼みながら少し話す。やっぱり診察が長引いたそうだ。土曜日も仕事で大変だ。

お目当ての桂花丸さんの噺が始まるので慌てて席に戻る。噺は「火事場にて」。近所の火事場周辺でのドタバタを扱ったシンプルな噺。前の富田氏の噺を聴いて「プロの意地」を見せつけようと意識したのかちょっと肩に力が入っていて、最後の最後でオチをトチって凹みまくっていた。

またまた座布団が片づけられてなにやら黒い木の板が舞台に置かれる。チラシを見ると「バイオリン漫談 マグナム小林」とある。昔マグナム某というAV男優がいたなぁ、と思ったら本人もマクラで言っていた。モチロン別人である。

出てきた瞬間に「奈良重雄(木多康昭『幕張』の主要登場人物)」にソックリじゃん!とビビる。両者をご存じない方に画像で説明する。上が奈良重雄で下がマグナム小林である。
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プロフィール
を調べると何と千葉出身。しかも元・野球部。もう「幕張」映画化の際の「奈良重雄」役は彼しか考えられない

上納金未納で立川流を破門されたそうだが、あそこは本当に人材豊富だ。バイオリンを弾きながらのタップダンスというのが新鮮で面白かった。

トリがLの古典落語「お見立て」。これが予想に反して(失礼!)結構な好演

田舎臭さ丸出しの杢兵衛お大尽をあの鬼瓦のような顔で演じれば、花魁に嫌われるリアリティが出るし、同じ顔で杢兵衛お大尽を嫌う喜瀬川花魁を演じれば、人の好き嫌いを言えた顔か!とおかしみが増す。

何しろ人物が3人しかいない上にそれぞれキャラが立っているので安心して聴いていられる。Lは新作落語にこだわりを持っているらしいが、古典の方が向いているんじゃないの?

終了後にS氏と一緒にLに挨拶をする。打ち上げに誘われるが断ってS氏と喫茶店へ。S氏は中学の時の同級生で学年トップの優等生だったが、なぜか劣等生の私とウマが合い細々と20年以上つきあいが続いている。

富田氏と違い(苦笑)本当の「聞き上手」なので、沈黙恐怖症の私と2人になるといつも私がしゃべくっていて罪悪感すら感じる

時折S氏の仕事の話などを振るが、気が付くとまた私がしゃべっている。結局コーヒー1杯で1時間半ほど粘ってしまった。モチロン9割は私がしゃべっていた。

5月に真打ち昇進公演があるというので、その時はまた一緒に行こうと約束して日本橋の駅で別れた。
by haruhico | 2007-05-14 00:58 | 物欲戦隊ルサンチマン | Trackback | Comments(0)
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