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【物欲戦隊ルサンチマン】第18回 友よ!10余年の歳月を越えて
ずいぶん前に、中高6年間同じクラスだった友人が結婚した。

秋田で式があったせいか私の所に招待状は来なかったorz。

新郎と小学校から高校まで一緒だった別の友人(彼は小学校から中2まで新郎と一緒のクラス)が出席して、同級生のL(アダ名)が噺家になっていて結婚式の司会だったと教えてくれた。

Lとは中学3年から高校3年まで4年間同じクラスで、阪神が勝った日には屋上で一緒に「六甲おろし」を唄った仲である。身長は私より少し高く、私が4年間列の最後尾になれなかったのはLのせいである(笑)。4年間のつきあいで落語の話など一度も聞いたことがない。訥々としたしゃべりの立て板に水でないと勤まらない落語家には最も遠いキャラクターで、私の方がよっぽど落語家向きである。

しばらくして、つれづれにLの本名でググったら本当に二ツ目の噺家だった。インタビュー記事もあり、それによると大学を中退して落語家を志したそうだから、私の知らない4年間で何かあったのかも知れない。「全然モテないですねー」とボヤくあたり、やはりLも男子校出身者である。

芸名でググると日本中で噺をして回っているようだ。それなら一度コッソリ聴きに行ってやろうじゃないのと思ったが、吉村芳生さんの展覧会と一緒で、思いついた時にググると終わっている(笑)。

元々熱心な演芸ファンということでもなく、せいぜいNHKの「笑いが一番」や「日本の話芸」(「笑点」はテレビを見る時間帯ではないので10年以上見ていない)をザッピングのついでに見るくらいで、ライブで見たのは仕事先で貰ったチケットで立川流二ツ目の立川らく朝さんくらい。

角川文庫の黒背表紙の「古典落語」は1冊ずつ全11巻揃えたが、落研所属の大学の後輩にあげてしまったように、定席の演目を毎月チェックするほどのファンではないが、「タイガー&ドラゴン」から入ったミーハーでもない。

ところが、先日mixiのコミュを検索したところLのコミュを発見!しかも本人が「モテない、モテない」と言っている割には女性の参加者多数(爆)。コレ幸いとこっそり参加。参加して数日で「一人会」の告知が出て、土曜の夜だったので一も二もなく行くことを決めた。

そして当日。スーツを新調しなければいけないのに、ここのところ仕事が忙しくて行けなかったので会場のお江戸日本橋亭に行く前に寄ることにした。

以前仕事をしていたこともあって電気街以外にも秋葉原をよく使う。1週間ほど前には井川慶状態だった髪を切りに「あきば理容」へ行って来た。
2000円で髭剃り顔剃りまで付いてくるのだから他の店へは行く気がしない。ココの3階が昨年店長が狂言強盗を起こした事で有名になった個室ビデオ屋(笑)。

途中銀行でお金を下ろして行きつけのスーツ屋さんへ。よっぽど1着13000円のスーツにしようかと思ったが、そろそろそういう歳でもないので半額セールで1着24800円のスーツを2着。普通なら5万円あればお釣りが来るはずなのに、図体がデカイので割増料金を取られ、2着とも2パンツにすると何と8万円突破(爆)。しかもこれは「現金特価」なのでカードだとさらに割り増しされる。採寸は1年前にしているのでウエストだけ。1年前と変わりなし。出来るのは3週間後。

末広町から銀座線に乗る。日本橋で降りて出口の案内を見ると記憶にある地図(面倒くさくてプリントアウトしてこなかった)と方位が違う(銀座線が右から左に走っていたのが上から下になっている)。90度首を傾げながら考えるにどうも雰囲気が違う。

駅員に「お江戸日本橋亭」にはどう行けばいいんですか?と訪ねたら、「お江戸日本橋亭は三越前ですよ」と言われてビックリ。行き方を訊いたら「電車で行きますか?」と答えるから(三越前は日本橋の隣の駅で駅間は600m)、てやんでぇべらぼうめ。こちとら千住の生まれでい。田舎者じゃあるめぇし600mくらい歩いて行かぁ!と内心つぶやきつつ、まだ時間に余裕があるので「歩いていきます」と答える。

コレド日本橋を出て道なりに行くと今話題の日本橋と首都高が見える。もう少し行くと三越前の駅である。駅で出口の案内を見ると記憶が甦ってきた。教えられたA10出口が工事中のためA9出口から出る。「路地を入りますから」と駅員が心配していたが、なに1つ曲がればすぐに幟と明かりが見える。
開場が6時なのに結局6時前についてしまった。

ふと気づくと目の前を大男が体を二つに折って小走りに入り口へ駆け込んだ。間違いない、使徒Lだ。10年以上会ってないが全然変わらない。入り口のガラス戸越しに常連さんと話しているのが見える。手を振るとLも気が付いた。もう一人中高の同級生が来るはずだったのに急に来られなくなったそうだ。そいつとも10年以上会っていない。

「何で知ったの?」と不思議そうに聞くので「mixiに出ていてね」と正直に答える。住所と名前を書いて今後の一人会の連絡を貰えるようにする。

下足箱に靴を入れて中へ入る。
HPの写真を見ると立派そうに見えるがこれはカメラマンさんの腕(爆)。キャパ100人くらいの小さな会場だ。座椅子に座って背もたれがバキッと折れたらシャレにならないので大人しく椅子席へ。入り口をチラチラ見ても同級生らしき人は他に来ない。

客層はご年輩の方が半分。若い人が半分という感じ。なぜか若いカップルが目立つ。開演まで30分ほどあるので先日200円で買った山本夏彦翁の「最後のひと」(文春文庫・1994)の続きを読む。

6時半を少し過ぎて開演。入りは土曜日ということもあって九分といったところか。まず一人会の主催であるLの挨拶。180cm以上あるので立って挨拶すると天井に頭が付きそうでまるでフランケンシュタイン。少なくとも永久にキムタクとは共演出来まい(苦笑)。話している様子は高校の頃と全く変わりない。よく言えば飾らない、悪く言えば素人臭いしゃべりである。

演者の紹介があって、トップバッターの橘ノ冨多葉さんは噺も上手いが噺家の物真似が上手で、しかもマニアックな噺家をやるらしい。それほど詳しいわけではないのであまりマニアックなネタをやられてもなぁ、とちょっと心配になる。次がLの「長屋の花見」。コレは古典中の古典なので私でも知っている噺だ。次が講談の神田陽子師匠。中入りがあってLの師匠の新作落語「結婚式風景」。次が二ツ目の桂花丸さんで、Lが、彼はクレージーですからね、と評する。一体どんな噺がでてくるのか。大トリがLの新作で「回転寿司」。ある落語作家(ほとんど素人)が他の落語家に書いた噺に感動してレパートリーに入れさせて貰ったとLが語るのだからそれなりに面白い噺なのだろう。

あいさつが終わって前座の橘ノ冨多葉さんが出てくる。前座だから当然若いだろうにマニアックな物真似をするなんて、と思ったら風貌はスリーアミーゴスの斉藤暁そっくりでビックリ。後で調べたら落語芸術協会のどの二ツ目よりも年上42歳。お辞儀した時に天辺が薄かったのもむべなるかな。

演目は「法事の茶」。幇間が持ってきた点てると声がする不思議なほうじ茶の噺で、若旦那のリクエストに応じて幇間が茶を点てる際に噺家の物真似が出る。

まくらの最中に「お客さんの中で落語に詳しい人」と聞くも誰も手を挙げなかった(爆)ので、客に合わせてメジャーな噺家の物真似を披露。春風亭柳昇、桂文治、林家三平、橘家円蔵、の4人を語り口だけでなく仕草までそっくりに演ずる。物真似だけで喰っていけそうな名人芸で感心する。噺の方も安定していて前座でこれなら二つ目のLはよっぽど上手いに違いないと期待する。

続いてLの「長屋の花見」。登場人物だけは多い噺だが演じ分けというレベルに達していない。しかも古典中の古典だというのにトチりまくる。5回まで数えたが、あとはアホらしくなってやめてしまった。漱石の「草枕」ではないが「お前は噺をいくつ、トチった、いくつ、トチった」と前に回って言ってやりたくなる。少なくとも前座の冨多葉さんはそれほど目立つトチりはなかった。

こんなんだから二ツ目で落語50席と歌舞音曲が必須の立川流にバカにされるんで、「道具屋」の「お雛様の、クビが、抜けます」を1000本やってこい!(「コウザの魂」を読んでないと分からないギャグ)と言いたくなる出来だった。

神田陽子師匠の演目は「カルメン」。最近の講談はそんなネタもあるのかと驚く。高校の音楽の授業でビデオを見た記憶はあるが、お昼寝の時間だったので筋など全く覚えていない。講談の歴史から入り、ビゼーの楽曲を織り交ぜながら20分ほど語り倒す。

19時55分から20時まで中入り。

明けてLの「結婚式風景」。まくらでやった円楽師匠の顔真似と師匠の物真似はなかなか似ていたが噺の方は「長屋の花見」と五十歩百歩。この噺を聞いたことはないが師匠のとぼけた味には遠く及ばない。

次が二ツ目の桂花丸さん。Lがクレージーと言っていたからどれだけ凄いのが出てくるのかと思ったら出てきたのは童顔の優男歌丸師匠の門下で「笑点」では山田隆夫の手下らしい。

演目は「脱走」。目をつぶって声だけ聞いていると古谷徹(「機動戦士ガンダム」のアムロや「巨人の星」の星飛雄馬)にしか聞こえない(笑)。若い漫画好きのチンピラが傷害で刑務所の大部屋に入れられて・・・という新作噺で、「あしたのジョーの東光特等少年院のいじめ」だの「裁判の似顔絵描きがあだち充」だの漫画ネタがポンポン出てくる。色々な囚人がいて、それぞれが裁判の傍聴に来た漫画家を挙げて笑わせるのだが「ゆーじん」と聴いて即座に「遊人」と変換できたのは観客の中で数人しかいなかったのではないか?

途中まではよかったのだが(多少のトチりはあったものの)オチがいまいちで、他にもっときれいな落とし方がいくつでもありそうな噺だけに惜しかった。

トリはLの「回転寿司」。アメリカから来た大工見習いに棟梁が日本の心を知るために一人で回転寿司を食いに行かせるが、入ったお店は回転は回転でも・・・という噺。

Lの新作噺に「テレクラじいさん」というのがあるそうだが、安易に風俗を入れて笑いを取る下品な噺。単に外人が回転寿司に行っただけでいくらでもカルチャーショックを受けるだろうに(海外では回転寿司の方がメジャーのようだが)、風俗ネタにすることで楽をしているようにしか見えない(Lが書いたわけではないので非難するのはお門違いかもしれないが)。こんな噺をトリに持ってくるセンスを疑う。

お年寄り以外に客層を広げたい気持ちは分かるが、「女子供にも分かる」というのと「女子供にしかウケない」というのは別である。ハッキリ言って前座が一番噺が上手いというのは問題だろう(3人の中では冨多葉さんが最年長者だが・笑)。

山本夏彦翁の言葉に「人を知ると妨げになる」というのがある。人となりを知るが故に正当な評価が出来ない、という意味だが上の評価もそういった僻目だろうか。

席を立って外に出ると出口の外でLが挨拶をしていた。名刺を渡してそそくさと立ち去る。

駅の手前で若い兄ちゃんがビルのガードマンに道を尋ねていた。
「東京タワーへはどう行けばいいんですか?」
見れば最近流行りの車である。カーナビ付いていないのか?中に女性が一人居るところを見るとデートの最中だろう。ガードマンも呆れている。品川や田町で訊くならまだしも(その辺なら視界にはいるので訊く必要もないか・苦笑)日本橋で東京タワーの行き方を訊くなんて大した山出しだ。

9時を過ぎているので夕食を食べる場所に悩んだが、Lのトリにあったので上野の回転寿司屋に入る。他に客が女性2人しかいないので注文のみの状態。5皿目のウニを食べたところで昼食もパック寿司だったことを思い出す。昼飯に何を喰ったか忘れているなんて「博士の愛した数式」かっつーの。

ウニの明礬が効き過ぎてたり、店員にやる気がないせいもあって席を立つ。後味があまりにも悪いのでしばらく食べていないファーストキッチンで口直し。「ふるポテ」はいつ食べても量が多い。

パイプ椅子に長時間座ったせいか、翌朝、腰が痛くて起きあがれなかったorz。
by haruhico | 2006-02-06 03:52 | 物欲戦隊ルサンチマン | Trackback | Comments(0)
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