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雖然知道但無法停止
by haruhico
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人間五十年
元ネタ:カプリコ忌に想う
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今年もまたこの季節がやって来た。
結局、去年のカプリコ忌から1本も記事を書けずに終わってしまった。
その代わり、去年は日経新聞の取材(というか自分の文章が載った)があったり、某有名バラエティに出演したり、「人間五十年」と言い続けて蝋燭の消える前のような燃え上がり方だった。
Kがこの世を去って19年、ようやくこの世に生きてきた爪痕を残せた年だったが、TV出演したときに将棋部の後輩がツイッターで「Kが見たら何というか」という一言をつぶやいてくれた。

大学の1年後輩なのでKとの接点は私より1年短いし、ちゃんと4年で卒業しているので、Kとの接点は丸4年にすぎない。
それでも、後輩は19年後に、私をきっかけとはいえKを思い出してくれたことに感動した。
肉体はこの世になくとも記憶から消えなければ人は死なないのだ。
私より遙かに文筆の才能に優れ、頭の回転も速かったK。私がテレビに出るとか新聞に載ると言ったらどんな顔をしただろうか。どんな感想を言ってくれただろうか。

今年も週末が人間ドックなので無理はしないが、人間ドックが明けたら1年1度のいちごカプリコをじっくりと味わうことにしよう。

# by haruhico | 2021-03-03 19:24 | プロファイリング
18度目のカプリコ忌
元ネタ:カプリコ忌に想う
18度目のカプリコ忌_a0001324_21322048.jpg
今年もまたこの季節がやって来た。トイレットペーパーがなくてもカプリコを買い占めるヤツなどいない。今朝、命日であることに気付いて慌てて買いに行っても売っているところが定番商品の強みだ。

Kを失った余生も既に18年。知り合って10年で亡くなった(最後の1年は殆どあっていない)からもう倍近くの年月が経ち、気付けば「人間五十年」に近づきつつある。
先日プロ野球の選手名鑑を見たら、現役選手どころか監督やコーチの年齢である。老眼が進み本が読めなくなるなんて10年前には思いもしなかった。未読の本だけで3万冊は下らないだろう。
2月にインプットを増やすと決意しながら先月も無為に過ごしてしまった。これでは若くして亡くなったKに顔向けできない。今年出す予定の同人誌3冊は冬までに絶対書かねばならない。

週末は人間ドックなので無理はしないが今年も1年1度のいちごカプリコをじっくりと味わうとしよう。
# by haruhico | 2020-03-03 21:56 | プロファイリング
祝!エキブロ16周年
近頃とんと周年記事を書いていないが、ふと気がつけばサービス開始と同時に始めてから16年。6・3・3・4で小学1年生が大学を卒業してしまう長さである。私も歳を取るわけだ。
最近は別館すら更新できていないが、インプットがなければアウトプットのしようがない。
老眼に鞭打って今年は少しインプットを増やしてアウトプットしたい。 
# by haruhico | 2020-02-03 21:16 | プロファイリング
あけましておめでとうございます
新年明けましておめでとうございます。

自堕落な正月休みももうすぐ終わりですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
年賀状も書かず、新春1発目がこのタイミングとひたすら睡眠負債の解消に勤めていました。
今日ようやく増税前に買ったWin10マシンのメモリ増設が終了。
Twitter始めたり、「みんはや」始めたり、どんどんとっ散らかっています。

今年は周年記事以外何か書こうと思います。

# by haruhico | 2020-01-04 21:21 | プロファイリング
帰ってきたスティーヴ
元ネタ:カプリコ忌に想う
帰ってきたスティーヴ_a0001324_1883569.jpg

今年もまたこの季節がやって来た。チョコフレークが無くなってもカプリコは不滅だ(笑)。元ネタの記事を書いてから14年。今年は久々にネタがあったので事前準備はしていたものの書くのはギリギリだ。今日が日曜日で良かった。

スティーヴと言っても「世界の料理ショー」のADではない(爆)。
Kが大好きだったヴォーカリストである。
将棋部のBGMは一時期彼の趣味でジャーニーばかり掛かっていた時期があった。門前の小僧何とやらで特に興味のなかった私もだいぶ覚えた(当時TVのBGMでもよく使われたが)。
「トライアル・バイ・ファイアー」でジャーニーが再結成した時、Kが嬉しそうに高田馬場のCD屋で購入していたことを思い出す。
そして2年後、退行性骨関節疾患のためにスティーヴはジャーニーを脱退し、表舞台から消えた。
Kが亡くなったのはその4年後の2002年。

しかし、スティーヴ・ペリーは帰ってきた。
スティーヴ・ペリー「トレイシズ」(2018/10/5)

Amazonのカートにリマスターされた「グレイテスト・ヒッツ 限定版」(2006/12/6)を入れっぱなしにしていたせいか、「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」にある日突然「トレイシズ」が上がってきた。まさか御年70歳のスティーヴが3枚目のソロを出すなんて夢想だにしていなかったから驚いた。洋楽の情報なんて全く入ってこないので、これも縁だろうか。生きてさえいれば「終わった」と思われたアーティストでも復活することが出来るのである。

先ほど将棋部の3年先輩から、我らの母校にご長男が進学される、との連絡を受けた。子供の頃から将棋を指しているので、彼もまた将棋部に入るのだろう。そしてあの畳敷きの部室で将棋を指し、麻雀を打つのだろうか。そこで28年後も繋がり続ける友人と出会えるだろうか。

谷沢永一先生は親友開高健を亡くし「回想 開高健」(新潮社)に「その、開高健が、逝った。以後の、私は、余生、である」と書いた。Kを亡くして18年、私の人生もまた余生である。糖尿病の教育入院以後、体重は110台を切り、Hbh1cも7台をキープしている。不健康ではあるがだいぶ死からは遠ざかったようだ。

今夜は「トレイシズ」の封を開けてカプリコを囓りながら聴くことにしよう。

P.S.この記事を書くためにwikiを見たら今更ながら「世界の料理ショー」DVD-BOXの第2集(2015/07/24)が出ていることを知った。第1集が出て6年、まだ第1集の封も開けていないのにポチってしまった(爆)。生きてさえいればこういうこともあるのだ。
# by haruhico | 2019-03-03 19:02 | プロファイリング