雖然知道但無法停止
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ケチほど「違う」と言いたがる
フリーペーパー読者はケチじゃない―― M1・F1総研調べ
http://japan.internet.com/wmnews/20070131/4.html

>20歳から34歳までの若者層を対象としたマーケティング調査機関である
>「M1・F1総研」は30日、M1・F1層のフリーペーパー読者の情報に関する
>意識・態度の分析したレポートを発表した。
>M1・F1層とはテレビ視聴率集計区分の1つで、男性20~34歳をM1層、
>女性20~34歳をF1層と呼ぶ。今回の調査はM1:50%、F1:50%の計
>2,500名が対象。
>これによると、M1層は約3分の1(33.3%)が、F1層は約半数(49.9%)
>がフリーペーパーを利用しており、フリーペーパー読者を母数とした集団は、
>全体と比べてその他のメディアへの接触度合いも高いことがわかった。
>フリーペーパーは無料で利用できることが特徴のメディアだが、実際の利用
>者は必ずしも“無料”である点に執着しているわけではない
>ようだ。M1層ではフリーペーパー読者の52.5%が「必要な情報ならばお金
>は惜しまない」と考えており、これはM1全体の49.8%を上回る。
>またF1でもフリーペーパー読者(34.2%)の方がF1全体(32.1%)よりも
>情報収集にかかる出費について寛容。この傾向はお金に
>限らず、時間や手間についても同様の結果となって現れた。
>とはいえ自らが持つ情報に対する満足度は男女で異なる。F1においては
>フリーペーパー読者が全体に比べて現状の情報に満足しているのに対し、
>M1のフリーペーパー読者は48.0%が「情報が不足している」と感じている
>(M1全体は45.8%)。20~34歳男性は情報への飢餓感からフリーペー
>パーを利用しているとも考えられる。またフリーペーパーの利用にかかわ
>らず、全体的に男性の方が女性よりも自らの情報量に対してシビアな評価
>を下しているようだ。
>フリーペーパーを利用する理由としては、「無料で情報を入手できる」
>「情報を手軽に入手できる」点がM1・F1共通で上位に挙げられた。
>これら以外では、M1層で「移動中に手軽に読むことができる」「時間つぶし
>ができる」が顕著に見られる。F1では、「お得なクーポンを入手できる」
>「グルメなど地域に密着した情報が掲載されている」といった理由が目立つ。
>これらのことからM1・F1総研は、「M1は情報不足を補うために移動時間を
>有効活用してフリーペーパーを読んでいる姿が想像される。また、F1はより
>自分に役立つ有意義な情報を入手するためにフリーペーパーを読んでいる」
>と分析するとともに、フリーペーパーを中心としたクロスメディアプロモーション
>の重要性がさらに高まると見ている。

いやはや、このアンケートでどうして真逆の結果が出てくるのか、いかにマーケッターというのがイイカゲンか分かる。

フリーペーパーの読者に、タダだから読んでるんですよね、と訊いても素直にYESと答えるわけがない

端的に判別するのならこんな野暮な質問ではなく、「フリーペーパーにいくらなら実際にお金を出せますか?」と聞けばいい。

「必要な情報ならばお金は惜しまない」なんて大嘘で、少しでも情報に身銭を切ったことのある人間ならそんな馬鹿なことは言わない。帝国軍人と成金の蔵にろくな骨董品がないのと同じで、価値が分からないヤツほど金で解決しようとする。頭の中だけならナンボでも出せる。

日頃、時間も金もケチって使ったことがないから寛容になれるので、目利きほどシビアになるのが道理。利用する理由の1位が「タダで手に入る」というのだから、正真正銘のケチである。いったいクーポン券を血眼になってあさる姿のどこがケチでないのか?
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by haruhico | 2007-01-31 20:52 | お笑い | Trackback | Comments(2)
久々のエゴグラム
元ネタ:エゴグラム

エゴグラム自体は昔から知っていて、何度か試したことがあるけど、ここしばらくやっていないので、自分がどんなグラフだったか忘れていた(その時その時に応じて変わるモノだが)。

ちょうどFHIROSE2さんのところで紹介されていたので(結果の予想は付いているが)試すことにする。

エゴグラムによる性格診断
http://www.egogram-f.jp/seikaku/index.htm

結果は・・・
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by haruhico | 2007-01-28 17:39 | プロファイリング | Trackback(1) | Comments(5)
OTAKUは世界の共通語
AMDが“Fusion”プロセッサとオクタコアに進む理由
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0122/kaigai330.htm










「オタク」コアと読んだ人、手を挙げなさい。

こんなの個人で買うのはヲタクしかいないだろうが。
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by haruhico | 2007-01-23 22:26 | 面白ニュース | Trackback | Comments(0)
久しぶりにヒドい記事を見た
夕食時のつれづれに「東京新聞」の夕刊を読んでいて、そのあまりの支離滅裂さに驚いた。まずは以下のコラムを読んでいただきたい。

[放射線]大事な原点
 忘れられない強烈な原点がある。六〇年安保の時、私は小学校三年生だった。テレビをつけると「安保反対、岸倒せ!」のシュプレヒコールとともに、国会周辺の激しいデモとぶつかり合いの様子が、連日映し出されていた。子ども心にも、何かしなくてはいけない、と思ったらしい。私は学校から帰ると、ランドセルを放り投げ、銀行がおまけにくれた紙のランドセルを背負った。そして「アンポハンタイ、キシタオセ」と叫びながら、家の周りを一人でデモごっこをした。家族がそういう雰囲気だったわけでは全くない。
 その翌年、六一年の運動会だ。保護者席を見ると、何とその岸信介さんが座っているではないか。私の一年下の安倍クンと新入生の安倍クン。孫が二人小学生になったので、おじいちゃんが観にきたのである。オー、新聞に載っていた風刺漫画そっくりの顔、と思った。
 昼休みに、サインを求める子どもたちが殺到した。私も土でドロドロに汚れたプログラムを差し出し、裏にサインしてもらった。それは長い間、私が宝物を入れておく、高級クッキー缶の中にあった。
 しかし、と高校生になってはたと気づいた。どうも私は首尾一貫していないじゃないか。子どもであっても、あの時何かを感じて”倒せ”と叫んだ人のサインを、なぜ後生大事に持っているのかと。で、捨てた。
 当時は自分でもよくわかっていなかったが、長いものにまかれてはいけないのだと、最近つくづく思う。次々と法案が通り、この国を覆い始めた妙なムード。「美しい国」という言葉のもと、このまま長いものにまかれ、戦争に突き進むのは断固ごめんだ。(熊谷 博子=映像ジャーナリスト)
こんな文章を読んだ後にWikipediaの「イデオロギーや特定のスタンスに偏向することなく作品を制作している。」などという文を読むと空々しさを感じる。小学校の頃に時代の空気に流されて意味も分からず「アンポハンタイ、キシタオセ!」と叫んだこと自体は微笑ましいエピソードであるが、どうやらこの人はそこから思考を止めてしまったようだ。

六一年の運動会といえば、総辞職後、暴漢に襲われて重傷を負ってから一年ほどで、浅沼稲次郎暗殺事件からも一年経つか経たないかの時期である。首相を退いたとはいえ、孫の小学校の運動会に顔を出し、多くの子どもたちにサインをせがまれてそれに答える姿は孫を愛でる祖父の姿として微笑ましく思っても悪く言う道理はまったくない。

それがこの映像ジャーナリストにかかると、岸元首相のサインを持つことは長いものに巻かれていることになるという。長いものに巻かれているのは意味も分からず「アンポハンタイ、キシタオセ!」と叫んだ姿であって、サインを貰ったことではない。

反戦平和という病に取り憑かれると、そんな簡単なことさえも分からなくなるのか、と暗然たる気持ちになった。
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by haruhico | 2007-01-22 22:48 | バカ | Trackback | Comments(4)
【物欲戦隊ルサンチマン】第24回 渋谷で5時
冬コミで岡田斗司夫さんの「第2回・落語2.0お勉強会」のチケットを手に入れた。第1回も行きたかったのだが、平日開催の上、業務多忙で断念していた。とはいえ、生来のめんどくさがり屋で、チケットが手に入らなければ多分行かなかったであろう。
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開場が4時と中途半端で、渋谷は不案内で時間を潰すアテもないので神保町で途中下車する。ちょうど退屈男さんのところで紹介されていた「幻影城の時代」の会編「幻影城の時代」が欲しかったので、書肆アクセスに寄ろうとしたら本日休業。日曜日の神保町は開いている店が少ないので困る。

めげずに日曜でもやっている小宮山書店のガレージセールへ向かう。隣の文省堂が取り壊し工事をしていた。まとめてビルでも建つのだろうか。

3日目なので大して期待もせず、これから移動するので3冊くらいで止めようと思ったのだが、こういう時に限って「重たい」単行本をビシバシ引く(苦笑)。

まずヤフオクで常時5桁で出品される二畳庵主人(加地伸行)の「漢文法基礎」(増進会出版社)。カバーなしだが中は美本。

続いて同一人物が売却したと見られる渡部昇一「渡部昇一エッセイ集 文明の余韻」(大修館書店)、「日本文化を問いなおす 渡部昇一対談集」(講談社)、「古語俗解」(文藝春秋)、ハマトン「ハマトンの幸福論」(講談社)。ハマトンは一昨年の古本まつりで購入したが冊数調整(3冊500円)用。

あと向井敏「真夜中の喝采」(講談社)、徳岡孝夫「『戦争屋』の見た平和日本」(文藝春秋)、赤阪俊一「改訂版 赤阪の世界史講義」(代々木ライブラリー)。

驚いたのは卒論資料で使った三枝博音「現代日本文明史14 技術史」(東洋経済新報社・S15)がひょっこり出てきたこと。〆て9冊で1500円はベラボーに安い。荷物は重いがルンルンで店を後にする。

どこでメシにしようか悩みつつマックに行くがやはりメガマックは売り切れ。懸案だった「ぶぶか」の「油そば」に挑戦しようとしたら、いつの間にか潰れていて別の店が今日オープン(爆)。仕方がないので吉野家にする。昼食時に吉野家へ行くことがないので久々の牛丼(並)。あまりに肉が少ないのに呆れるが、紅しょうがと醤油で増量して残さず食べる。早いところ普通に牛丼が食べられるようになって欲しいものだ。

結局水道橋駅まで歩いてJRで渋谷へ。まだ3時過ぎだが真っ直ぐビームズへ向かう。入ってすぐ7Fまで行くが、まだ物販の準備をしているらしく誰も並んでいない。

ビルに入る時に、地下にまんだらけ、3Fにプラザエクウスと時間潰しにピッタリな場所があるのに気づいたので、荷物があることだしまんだらけを避けてプラザエクウスへ。
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ちょうど中山メインのAJCCの馬場入りを流していたが、エクウス自体初めてなので中をブラブラする。あちこちで映像資料をオンデマンドで見られるようになっている。

奥の方でナリタブライアンの映像を見だしたら結構な量で、見終わって出てきたらAJCCが始まっていた。せっかくなのでゴールまで見る。インティライミがタップダンスシチーばりの逃げを見せるが直線でマツリダゴッホが一気に抜け出し5馬身差の圧勝。2着にゲートで横を向いて出遅れたインテレットが食い込んで中荒れ。レース前から何かインテレットは引っ掛かるなー、と思っていたら、池田勇孝師匠の◎だった。当然、馬単2610円も的中。

もう一度7Fに行って様子を見るが変化なし。3Fに戻ってエクウスの探検を続けることにする。奥の部屋でエイシンワシントンだのブロードアピールだの好きな馬のレースを見て時間を潰す。もうすぐ4時なので7Fに行くとやっぱり誰も並んでいない。係りの人と目が合うと「落語2.0のお客さんですか?」と訊かれる。何でも1Fのエレベータホールに並ばなきゃイケナイらしい。道理で誰もいないはずだ。

泡喰って1Fに行くと壁際に行列が出来ている。幸いにしてまだ10人程度なので最後尾に並ぶ。行列を不審に思った一般人(?)が私の後ろにいた人に何の列か聞いたところ「この列は当日券の列ですよ」と答えていた。当日券と一緒にされるのは心外だな、と思ったが、チケットを持っている人間はどうしたらいいのか、係りの人は何も言っていなかったのでそのままでいる。

ふと気づくとエレベータ側にも行列が出来ている。始めは後ろから溢れて並んでいるのかと思ったらそうではないようだ。アッチは予約の人という声が聞こえて慌てて移る。予約ではないが、当日よりは立場が近いであろう。私が移ると見る見るうちに当日の列がなくなってみんなこっちへ移ってくる(爆)。結局、当日の列は1名だけになっていた。

開場の4時を過ぎた頃、ようやく係りの女性が1Fに降りてきて入場方法を説明する。エレベータに10人ずつ乗って粛々と入場する。

受付でパンフとクッキーを貰って会場に入る。後から岡田さんがドリンクのコインを渡し忘れたと持ってくる。その不手際ぶりがいかにも手作りの文化祭風だ。

席をどこにしようか悩んだが、滅多にないことなのでど真ん中のかぶりつきに座る。偶然、両隣が3人ずつのグループだったので、2人で1つのテーブルを1人で占拠する。
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演者からは真正面だが、上のモニタはちょっと急角度で見づらい。もっとも、どれだけモニタを使うか分からないので気にしないことにする。
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まだ開演まで30分以上あるので寝ることにして10分前あたりで目が覚める。ずっと音楽が掛けっぱなしだが、気づくと植木さんの声がする。耳を澄ますと「地球温暖化進行曲(行進曲ではない)」だ。それが終わると同じく植木さんの「どこまでも空」。渋谷でこの2曲を聴くとは思わなかった。

後ろを見るとほぼ満席で男女比率は9:1。しかし女性4人のボックスシートなどがあり、女性はかなり偏在している(爆)。最前列は濃そうな人が多い。

開演時間となり、岡田さんの前説。今日のお題は「美女と水爆怪獣」
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落語2.0はメイド喫茶らしいのだが、"本職"が居てもいいのだろうか。客が入らなかったらどうしようと心配していたそうだが、確かに前売りチケットの裏を見ると8と書いてある。
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コミケ(と海洋堂)でもそれほど捌けなかったのだろうか。まぁ、予約者のリストは当然見ているはずなので謙遜だろうが。

どんなものになるのか全く見当もつかないが、まずトップバッターは怪獣亭パチ助こと喜井竜児さん。タイトルは「記号的観測によるパチ怪獣攻略法」。

パチ怪獣の「パチ」の語源を「パッチワーク」に求めるあたり面白かったのだが(関西弁の「ぱちもん」だと思っていた)、いかんせん唐沢なとき(なをき)さんの「パチモン大王」ごゆいパチ怪獣を見慣れてしまっているので、今更ゴジラ→ジラースくらいではビクともしない(結構受けたお客も居たが)。

結論は怪獣差別をやめよう!ということだが、よほど心が広くないと無理だと思う。

続いて芸協の真打である瀧川鯉朝さん。元柳昇門下ということはLの兄弟子筋になる。身長156cmなので、180cm以上あるLと並んだら壮観だろう。

マクラからヲタクネタ全開で、日頃口に出せない鬱憤晴らしになっている。

先輩が知ったかぶりをして、同人誌まで出している鯉朝さんにウルトラセブンの放送禁止回の話をするも、ウルトラ"マン"セブンと言うわ、放送禁止の理由が間違っているわ、問題の回数(第12話)を第13話と勘違い(縁起の悪い数字なので良くある間違い)しているわで、鯉朝さんの「アイロス星人がそんなに見たいか!」という心の叫びに爆笑するも、アレは最前列以外では聞き取れない上に、聞き取れたとしても大概の人には意味不明(前後の文脈からわかるだろうが)だったのでは?ちなみに第13話のタイトルは「V3から来た男」

そこから今朝見たばかりの「仮面ライダーカブト」最終回のグチになるが、見ていない私以外の最前列大ウケ。さらにその前にスカパーの東映チャンネルを見ていて、「キーハンター」の54話が欠番になっている話。タイトルが「それ行け発狂作戦」ではしかたがない。

持ち時間の半分以上をマクラに費やしてようやく本題の噺に入る。上方落語の「田楽喰い」のアレンジで、怪獣に関する言葉で「ん」のつく言葉を長屋の若い者(苦笑)が言い合うのだが、「スペル星人」(ウルトラセブン)だの「狂気人間」(怪奇大作戦)だのマクラからの流れを受けて「封印作品」用語がポンポン出てきて客席大ウケ。

さて、これだけヤバいネタを並べて、オチに何を持ってくるのかな?と楽しみにしていたら尻すぼみで客も唖然。ご本人もプロのプライドが許さないのか席を立つ瞬間に絶叫。

終わった後で明後日の自分の会を宣伝する。その後、岡田さんがマイクを使おうとするが明らかに位置が合わない。

中入りで物販を見て来るも冬コミと大差なく、持っているものばかりなのでスルー。最初は烏龍茶だったので、2回目のドリンクはハイネケンの缶にする。確かに飲みやすい。BGMは万国博唱歌になっていた。大阪万博大好きな岡田さんらしい。

続いて前立亭茎丸こと田中圭一さん。岡田さんの前説によると、最近本宮ひろ志に呼び出されたらしい。

世界初のPowerPoint落語ということで座卓にデルのノートパソコンがセットされるが、岡田さんがセッティングに四苦八苦しているところに田中さんが登場してチャッチャと準備する。

ヤング田中K一のキャラはてっきりネタだと思っていたら、自画像そっくりなのでビックリ。衣装は派手な赤い着物だが貸衣装だそうだ。

予告では出囃子は未定となっていたが、つボイノリオの「吉田松陰物語」(爆)。長年CD化されていない幻の音源だったが、昨年初CD化したものから持ってきたのだろう。

会場からあまり下品な噺は×と釘を差されていたらしく、最初のPowerPointのお題は「なぜ私は収納ギミックに惹かれるのか」。

男の子が好きなモノとして「カブトムシ・亀・コンボイ司令官・スーパーカー」を挙げる。期待感からか大して面白いところでなくてもウケていたが結局拍子抜け。PowerPoint部分に高橋メソッド級のイタズラがあれば面白かったのだが、普通のPowerPointだったのでちょっとガッカリ。

続いてのPowerPointは「情報を想像力で補完する」。

最初に「フランス書院文庫の新レーベル」というネタでデタラメな書名を並べていく。別にPowerPointである必然性はないのだが、チョットHなネタで面白い。

その次に「銀河鉄道物語」という新作について妄想をくり広げていく。

当然、主役は車掌さん(イラスト入り・以下同じ)
脇に駅長さんも必要だし、謎のオンナも必要。

そして敵役に槇○敬○(激爆)。松本零士調(というか手塚治虫調?)で○原○之を描くのは難しい(しかもちょっと悪役顔・笑)と述懐したあたりは手を叩いて喜んだ。このイラストを見ただけで今日の入場料のモトが取れた。

ストーリーもキセル星人が出てきたり、女性専用車両に両性具有星人とか、サル電車によるM&Aとか、所有球団はアストロズとか、時事を踏まえたネタが満載で、是非どこかで連載して欲しい話だった。もちろん次は松本先生と対決だ。

さすがにサラリーマンらしくプレゼン慣れしていて簡潔な内容だったが、期待していたほど下品ではなかった。やはり渋谷という舞台のせいだろうか。

トリは吉祥亭満月こと岡田斗司夫さん。

マクラで大学時代の彼女が原水禁運動家だった話。それに理解を示さない岡田さんに向かって、「岡田クン、地球が大ピンチなんだよ!」の決め台詞に爆笑。それを聞いた庵野さんたちが「ファイヤーマン」のテーマを歌ってくれたそうだ。

大学当時のアマ特撮界の話になり、上映会では短いほどいい作品らしい。四国のあるサークルの作品は50分リールでその1と書いてあってげんなりした上に、四国の山は「魔の山」には向かないそうだ。

当時、「科学戦隊ダイナマン」を放映していて爆発が流行りで、爆発に拘るために黒色火薬を自製した。硝酸は染めもの屋から、硫黄は漢方薬局から、炭素は備長炭を粉にしたり、砂糖や割り箸を完全燃焼させて調達。試行錯誤の末に大きな火球を作ることに成功した。この辺は武田さんの「のーてんき通信」でもオフレコになっているヤバい話なので大受け。

そして唐突に原爆の原理の解説。分裂時に発生する中性子による連鎖反応のあたりを知らなくて勉強になった。続いて、ユダヤ人迫害から原爆投下までの当時の世界情勢に基づく解説。急に真面目な話になって会場の空気がおかしい。

結論、男というものは爆発が大好きな困った生き物である。

相当苦しいがオチたと言えばオチたか。最後、岡田さんが足が痺れてお約束通りorz状態になり動けなくなる。

そういえば水爆と怪獣は出てきたが、美女って出てきたか?謎のオンナ冴子だけか?

帰りに目の前の「博多天神」でチャーシューメン+替え玉(無料)。やっぱりニンニクを入れないとスープが締まらない。
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風邪気味で頭が重いので半蔵門線で直帰。
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家に帰ってフォーチュンクッキーを食べたら、ネタは「スズメの『スズ』は小さい、『メ』は鳥をそれぞれ意味している」・・・使えねぇ。クッキー自体はチョコ味で美味しかった。
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by haruhico | 2007-01-22 03:12 | 物欲戦隊ルサンチマン | Trackback | Comments(2)
名は体を表す?
武豊の6年連続勝利のかかった若駒Sで大爆笑の事態が起きた。
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1番人気は当然、武豊鞍上でディアデラノビア(フローラS)の下のクルサード。続いてジュニアC2着馬スズカコーズウェイ、新馬勝ちのフィニステール。
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それは最後の直線で起こった。(実況:KBS森谷威夫アナ)
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さあ、ここで抜けてきた9番のクルサード。
クルサードが3番手から、
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いや、しかし、モチが粘っている。(最内の馬)
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ブルーリッチ、モチが粘る。
モチが粘るところ、クルサード、ブルーリッチ、
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モチかー!
モチが粘りきったか!

面白すぎる。
ラジオNIKKEIのアナウンサーによる実況映像はこちら

1回京都6日9R 若駒S
[払戻]
単勝 5 2970 円(5番人気)
複勝 5 390 円
    6 180 円
    9 120 円
枠連 5-8 1620 円
馬連 5-9 2890 円
ワイド 5-6 1840 円
    5-9 900 円
    6-9 260 円
馬単 5-9 11200 円
3連複 5-6-9 4120 円
3連単 5-9-6 57470 円

9頭立てなのに馬単万馬券orz。

モチ(牡3・青鹿毛)
調教師 田中 章博(栗東)
馬主 小田切 有一
父 スターオブコジーン
母 イートンカラー
母父 サーペンフロ

やはり小田切、というかさすが小田切。
若駒Sが出世レースか否かはこの馬に懸かっているな(笑)。
今年のクラシックではモチから目が離せない。

[若駒S勝ち馬]
01 ダイトクヒテン(田中学・兵庫)
02 モノポライザー(武豊)
03 リンカーン(武豊)
04 ブラックタイド(武豊)
05 ディープインパクト(武豊)
06 フサイチジャンク(武豊)
07 モチ(岩田)
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by haruhico | 2007-01-20 19:32 | 面白ニュース | Trackback | Comments(2)
【物欲戦隊ルサンチマン】第23回 ドキッ!アニソンだらけのカラオケオフ
元々2000本突破記念でオフ会をしたいな、と思っていたのだが、種々の事情で泣く泣く断念していた。

しかし、一度くらいはちゃんと催行したい、という欲求を抑えきれず、ブログ再開にあたって極秘にメンバーを集めることにした。モチロン、過去2回の苦い経験に基づき、表立って募集して応募者ゼロという恥ををまたかきたくなかったからだ。

と言ってもそんなに沢山アテがあるわけではない。よくコメントを書いたりしていて、カラオケに誘っても大丈夫な、関東近県在住のブログ主という条件をつけると該当者は10人もいない。逆に言えば、多少日程を都合すれば来てもらえるという確信を持って小泉首相ばりに一本釣りを目指したのだが、現実はそう甘くなかった。

一応、年末にいったん催行が決まりかけたものの、想定外の出来事が起きて一転白紙に。年末の鬱と相まってどん底の精神状態で年明けを迎えた。

正月時点では完全に断念していて、やさぐれモードだったのだが、年始にそよかぜさんから参加表明があって、その直後にやまめさんからも参加表明があり急転直下催行が決まった。年末の時点でジタバタしなければよかったのだが、チーターは「あきらめの早いチャレンジャー」なので仕方ない。

ただ3人だといささか座持ちに不安があって、あと1人誰か呼べないか考えていたところ、10年来のネット知人(実際に会ったことはない)のたまさんが年賀メールで1月なら会えると連絡してきてくれたので一石二鳥とばかりに声をかける。時折ウチへコメントをいただいているので(今は出来ないが)たまさんも読者には違いない。3点を結ぶ線分は3本だが4点なら6本に増えるのは大きい。

いつもなら直前追い切りの1つもかけるのだが、あえて中1月の休み明け(?)のぶっつけ本番に。その代わり、風邪を引いたりしないようひたすらヴィックス・ドロップをチェーン・ドロッピングし続けた。

そして当日、下見をするため秋葉原に11時半に着く。
アキハバラデパートは完全に封鎖されている。
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中央通りに出て違和感を覚える。よく見ると日通ビルが無くなって空が見える。
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アソビットキャラシティでやまめさんご所望の「太郎ちゃんの牛乳カステラ」の在庫をチェックする。1Fに10数個置かれていたのでとりあえず一安心。それから2次会予定地の某所をチェック。よくよく考えると夕方の営業時間より早くカラオケが終わってしまう可能性が高いことに気づくが見なかったことにする。あとはPCパーツ屋をひやかして12時40分過ぎに待ち合わせの秋葉原昭和通り口改札に戻る。
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あらかじめちょっと早めにとお願いしていたので、ほどなくしてたまさんが来る。10年前にたまさんが始めたHPの管理を一時的に引き受けたのが縁で、だらだらと10年続いてしまっている。「社怪人日記」というタイトルも、当時たまさんが書いていた「浪人生日記」に触発されたもので、当ブログの生みの親と言っても過言ではない。たまさんの過去の日記から、ひょっとして「生き別れの弟」ではと思っていたら果たしてそうだった。「キン肉マン」風に言えば「200Kパワーズ」といったところか。

10年越しの感動の対面をしている最中(笑)に携帯が鳴る。非通知だが、このタイミングで鳴るのは残る2人のどちらかである。慌てて取るとやまめさんだった。改札の前にいるとのことだが辺りを見回しても見当たらない。よくよく周囲を説明してもらうと中央改札口に出てしまったようだ。そよかぜさんがまだ来ていないのに私が待ち合わせ場所からいなくなるのはマズいのだが、たまさんを行かせるわけにもいかない。しかたなく2人で中央改札口へ。

走り出したのはいいが、肝心のやまめさんの目印を聞き忘れた。非通知でかけてきているので折り返しも出来ない。こっちの目印は伝えてあるので向こうから声をかけてくるだろうとキョロキョロすると小柄な女性が声をかけてきた。

3人で昭和通り口へ急ぐ。戻ったところでヘルメットを持った男性がたまさんに「haruhicoさんですか?」と声をかける(苦笑)。やまめさんを迎えに行く時に「この人がそよかぜさんでは?」と思ったその人だ。とにかく想定した時間内に4人揃って一安心。

当初からアニソン中心のカラオケオフを予定していたので、場所は「パセラ秋葉原店」と決めていた。特に部屋を指定しなかったのだが、ショッカーの秘密基地を模したシークレットルームに通される。外見か?外見なのか(笑)?

ドリンクのオーダーがリモコンで出来るのを見て、「21世紀だねぇ」とたまさんがつぶやいて一同頷く。世代的に私だけが頭2つ抜けていて、あとの3人はほとんど同世代なので、昭和における「夢の21世紀」的な感覚は一応全員持ち合わせている。

全員初対面なので簡単に私が紹介する。やまめさんはたまさんを女性だと思っていたらしい。初対面の男3人でも臆することなく参加するあたり「漢」である。なぜか紹介の途中からネットのトラブルの話になり、それはそれで盛り上がる。モニターにはずーっと「ウイングマン」が流れていた。よく考えるとアレも「ノート」が主役だったことを思い出す(役割は正反対だが)。どちらも「週刊少年ジャンプ」連載だし。

「パセラ秋葉原店」にした理由の1つが以前にも記事にした「原始肉」だ。いつの間にかVer.3になっているが、常日頃体重を気にされているやまめさんを除く男子3人は当然1人1本くらい軽いだろうとカラオケを始める直前に3本頼む。

隣の部屋からその筋の曲が流れてくる。特に倉田てつをの「仮面ライダーBLACK」をキチンと唄おうとしているのに私とそよかぜさんが反発。

「アレはヘタに唄ってこそ味なのに」
「そうそう、『キミは、見たか、あい、がー、真っ赤に、もえ、るのおー』ってブツ切りにしないと

と「分かっている」者同士の会話。

一応主催者なので先鞭を付けようとしたのだが、1曲目に適当な曲が思い浮かばない。3人ともflashやネット系の話題に詳しそうなので、少し古いネタだが萬Z(量産型)の「日本ブレイク工業 社歌」に。1曲目にしてはまともなデキか。

続いてやまめさんが鈴木 祥子の「paingiver」。mixiの日記で初対面の人ばかりで浮かないか心配していた割には堂々たる自己主張。さすがマイペースなひとりっ子。

たまさんは初っぱなから山本 まさゆき & ピンク・ピッキーズ「絶唱カラオケマンの歌」をカマしてくれる。引き出しが豊富な人なので何が出てくるか楽しみ。

そよかぜさんは大槻 ケンヂと橘高 文彦「踊る赤ちゃん人間」。筋少好きのたまさんと盛り上がる。やまめさんも歌詞にウケていたが、「N・H・Kにようこそ!」を「日本放送協会」と早合点したようなリアクションをしていた(笑)。

何となく方向性が見えてきたのと、意外に声が出るのでネタ曲としてSEX MACHINEGUNS「みかんのうた」を選ぶ。男性陣は当然知っていて、やまめさんだけがキョトン。でも最後には「みかんって日本の文化だね」と洗脳されていた。

やまめさんがビビアン・スーの「共犯者」、たまさんが串田 アキラの「宇宙刑事ギャバン」とアニソン系の流れになり、同世代のそよかぜさんと本編映像で盛り上がる。実は「宇宙刑事」シリーズあたりから特撮を見なくなっていてあの辺はエアポケットだったりする。そよかぜさんは「鋼の錬金術師」のテーマソングであるL'Arc~en~Cielの「READY STEADY GO」。一応は知っているものの、人前で唄えるほどではないのでコーラスパートだけちょっとアシストして聴いていたが、結構上手い。

そろそろちゃんとしたアニソンが唄いたくなったのでゴダイゴの「THE GALAXY EXPRESS 999」。ラストのリフレインが地獄なのは承知の上で唄ったのだが「いつもより多め」だったような気がする。

やまめさんは片瀬 那奈「FANTASY」。レパートリーの中から必死にアニソンを選んでくれているのだが本編映像が出てこない。そのくせアニソンというパラメータだけは入っているようで「コレジャナイロボ」のような曲にそぐわないぞんざいな絵が映る。結局本編映像が出たのはベタベタな高橋 洋子「残酷な天使のテーゼ」の時だけだった。

そうこうしているうちに「原始肉」が届く。
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上からガイア、マッシュ、オルテガ(違)。持っているのはたまさん。このド迫力を味わって欲しいのであえて縮小しない(クリックすると拡大します)。

そよかぜさんがまず1本を切り分ける。3人でかぶりつくと思っていたのでちょっと拍子抜け。やまめさんにも勧めてみるがやっぱり拒否される(笑)。

要はチーズハンバーグを骨に巻き付けてグリルしたもの。味は塩胡椒が効いていて、そのままで十分食べられる味。何のためにケチャップとマスタードが付いているのかと思うほど。

行間を読める当ブログの読者の方であれば当然お気づきのことと思うが、私はコレとハニートーストを目当てに昼食抜き。たまさんとそよかぜさんは毒気に当てられたのか手が止まる。調子づいて3本も頼んだのが敗着だったか。2本目は強引に切り分けて押しつけたが、3本目は勿体ないので冷めたヤツを1人で平らげた。1本220グラムだからおよそ400グラムのチーズハンバーグを喰った計算になる。

以下、自曲解説と、面白かった曲について(全曲リストは最後に)。

SIAM SHADE「1/3の純情な感情」…そよかぜさんがアニソンのランキングを見ていたので私もその中から選ぶ。入りのキーが合わずに一番の聴かせ所をスルーしたのは残念。

クリスタルキング「愛をとりもどせ!!」…ギャラリーがいると燃える(「萌える」ではない・笑)ので、こんなに早い時期からクリスタルキング。「YouはShock!」をムッシュ吉崎パート(ドスの利いた低音)で唄うあたり完璧ではないが、人前で唄った中では相当良いデキ。

AIR MAIL from NAGASAKI「メロスのように ~LONELY WAY~」…直前にそよかぜさんが「炎のさだめ」を入れていたので高橋良輔つながりで。よっぽど「♪空に赤いレーザー」とやりたかったが、誰もネタが分からないのは分かり切っているので止める。「TVサイズ」というので曲間の台詞を準備していたのに間奏が全カットでずっこける。映像は旧OPと新OPと最終回のチャンポン。

BUMP OF CHICKEN「K」…ネットでは「ギコ猫flash」でおなじみのあの曲。1人で唄っていると、こみ上げてくるモノがあって最後は半泣きのグズグズになるのだが、ギャラリーがいるのでキチンと唄い切る。

新田 洋「みなし児のバラード」…これはたまさん。私でも再々々々放送くらいなのだが、同じく世代違いのそよかぜさんと私と3人で大合唱。やまめさんだけ「なんでこんな暗い曲を!?」と目を白黒。映像は「タイガーマスク」の最終回、マスクの取れた伊達直人がタイガー・ザ・グレイトを残虐攻撃でボコボコにするシーンが流れる。ココから3人が「悲しい歌」モードに突入。

東京プリン「されどキャバクラ」
東京プリン「あこがれのハワイ」…共にそよかぜさんで悲惨なネタ曲を実感たっぷりに唄う。特に前者は実体験に基づいていると見た(笑)。

小田 和正「言葉にできない」…「悲しい曲」モードということを考えれば、オフ会では禁じ手の「さよなら」(♪もう終わりだね~、はさすがにマズい)なんかがジャストフィットしそうだが、最近練習していたこの曲を。オフコースVer.しか聴いていないので、最後の最後に1回しか「♪あなたに会えて本当によかった」がないはずなのにいきなり最初からで面食らう。明治安田生命保険への迎合だな。しかも入りのリズムをわざと崩しているので四苦八苦する。

中島 みゆき「やまねこ」…これは「悲しい曲」モードに怒ったやまめさん。声の質としては中島みゆきが一番フィットしている。唄い方も特徴をよく捉えていた。

岡 晴夫「憧れのハワイ航路」…「アップ系」に切り替えるのと、そよかぜさんの東京プリンに呼応して、ハワイといえば"元祖"のこの曲。でも底抜けの明るさにたまさんが照れてしまって1番で打ち切り。

越路 吹雪「サン・トワ・マミー」…越路吹雪大好きのたまさんが入れると越路吹雪のリサイタル映像が流れる。前半口パク状態だったのですごく唄いづらそう。ひたすら越路吹雪の動きが昭和臭を漂わせていたので一同爆笑。

森山 直太朗「さくら(独唱)」…そろそろ予定の3時間になろうとしていたので、手じまいも兼ねてこの歌を。ところが、映像がひたすら水辺のビキニのおねーちゃんの上にカメラワークが胸と股間のアップばかり。どう見ても「春」ではなく「夏」向けの映像で、どうしてこの曲のバックに流れたのか皆目見当が付かない。たまさんが「この娘の名前が『○○さくら』なんじゃない?」なんて座布団1枚なツッコミ。唄いづらいことこの上なし。

残り15分を切るとモニターに表示されるのだが、予想に反してみんなやる気満々なので1時間延長(笑)。私は何時間でもバッチコーイなのだが。

ジンギスカン「めざせモスクワ」…これはやまめさん。「もすこう」がないので原曲にチャレンジ。仮にあの空耳を全部覚えていたとしても、ドイツ語&フリガナの字幕に惑わされて無理だろう。過去に「恋のマイアヒ」や「POP STAR」で痛い目にあった経験者にはよく分かる。

郷 ひろみ「GOLDFINGER'99」…「アップ系」といえば「HIROMI GO」なのだが意外と手持ちが少ない(バラード系は多いが)。30年以上郷ひろみを物真似しているのに、やまめさんから「もっと"郷ひろみっぽく"唄わないと」とツッコまれるorz。

黄色5「黄色いお空でBOOM BOOM BOOM」…「子門真人」も「ささきいさお」も唄っていないことに気づき、裏芸の「モー娘。を2大巨匠で唄う」を披露。実はこの時期の「つんく」サウンドはそれっぽく唄うとアニソンになってしまう(ex.「LOVEマシーン」)のだ。1番を子門真人、2番をささきいさおで唄うとややウケる。

この辺でたまさんが瓶で日本酒を注文。お猪口が2つ来たのでお相伴に与る。

平井 堅「LOVE LOVE LOVE」…日本酒が入ってついにエンジン全開。ほとんどアカペラの曲だが、曲間も唄いっぱなしで完奏。多分今までで1番のデキ。

三橋 美智也「快傑ハリマオの歌」…そよかぜさんの「風よ光よ」(ライオン丸G)から突然懐メロ(正確に言えばそよかぜさんのは「リメイク」だが)モードになり、最近練習中のこの曲に。ミッチーのコブシがぐるんぐるん回るのを完コピする。

ポルノグラフィティ「メリッサ」…これはやまめさんが入れて、2番のアシストをそよかぜさんに依頼。そういえばデュエット(?)はこれ1曲だけだった。

B'z「LOVE PHANTOM」…私が入れた曲がスキップされた(これがΣシステムの弱点)のでやまめさんが連チャン。台詞部分に乱入しようとしたが、暫く唄ってなかったのとマイクの不調で失敗。

ハナ 肇とクレイジー・キャッツ「シビレ節」…たまさんはこの曲が「放送禁止歌」と分かって選んでいるので「放禁」には「放禁」で返す。

つボイ ノリオ「怪傑黒頭巾」…これは「放禁」というより「セクハラ」か(苦笑)。間違っても女性のいる席で唄う曲じゃないが冷酒が回っていてどうでもよくなっている。台詞をちゃんと覚えていたつもりだったが字幕とタイミングが合わずに苦労する。

ジャックス「からっぽの世界」…そしてたまさんから「『放禁』のクロスカウンター破り」や~。歌詞は知っていたが曲を聴くのは初めて。あまりの暗さにたまさんも1番で力尽きる。

アース・ウィンド゙&ファイアー「宇宙のファンタジー」…やまめさんの「FANTASY」を見た時から入れようと思っていたが、何度入れても弾かれるので声のピークが超えたくさい所でようやくかかる。人前でやるのは2度目だが、思ったよりも声が出た。

高田 渡「自衛隊に入ろう」…選曲が「放禁」モードになっていたので、何の気なしに入れたら時間切れでこれがラストの曲に(爆)。それでいいのか?

やまめさんは知らなかったようで(てっきり知っていると思っていた)えらく感動していた。「皮肉って分かるか?」(By TARO・笑)なぜか4番(「♪悪~いソ連や中国をやっつけましょう」)がカットされていて不完全燃焼。言葉狩りだ!サヨクの陰謀だ!

結局2回延長して全部で5時間(前半1時間くらいは雑談だが)で全63曲。このテの集まりにしては珍しく、全部出し切ったという達成感があった。やはり、4人という人数が適当だったのだろう。

精算を済ましてやまめさんから河岸を変えようという提案が出る。秋葉原という街は最近でこそマトモに食事を取れるようになったが、くつろぐという意味ではまだまだだ(メイド喫茶にでも行けば別なのだろうが・苦笑)。その前に、あらかじめチェックしておいたアソビットキャラシティに「太郎ちゃんの牛乳カステラ」を買いに行く。店の外から午前中に確認した場所を見ると・・・ない!別の商品が置かれてる!

やまめさんが売り場の女の子に訊くと3Fにも置いてあるとのことでエスカレーターで3Fに。入ってすぐのワゴンに置かれていたが在庫は2個(あと1個は多分空箱)。やまめさんとたまさんが購入してめでたく完売。

その足でEXCELSIORとBECK`S に行くがどちらも混み混み。しかたがないので地中海厨房 J’s Table AKIBA DININGへ。

3人はアルコールで、バイクで来ているそよかぜさんだけ玉露を注文。喫煙者同士のそよかぜさんとやまめさんが隣になり、非喫煙者の「200Kパワーズ」がその向かいに座る。ちょうどカラオケの時と入れ違いだ。

お互いにカラオケでうち解けたので、ネットや仕事上のトラブルの話や、新婚のたまさんに結婚を決めたタイミングなどを聞いたり色々な話題になる。

お土産に一昨年の夏コミで発行した「替え歌全曲集」を持ってきていたのだが、パセラで切り出すタイミングがなくてここで配る。ドン引きされる心配もしていたが、予想外に食いつきがよかった。ただ「○○ってメロンが好きだったんだ」とか「□○って正義を実現するつもりだから」とか「『□○子ちゃん』サイコー!」とかお洒落なダイニングバーにそぐわない単語(爆)が飛び交って怪しさ満点。店員もいぶかしげに後ろからのぞき込んでいた。

たまさんと私が急ピッチでアルコールを消費する中、そよかぜさんはやまめさんに恋愛話。こっちはたまさんと2人でTVヲタな話で盛り上がっていたので全然聞いちゃいない(笑)。ま、結果オーライか。

結局3時間ほど居座って帰途につく。そよかぜさんがヨドバシの方にバイクを停めていて、やまめさんも御徒町から帰りたいと言うので、秋葉原の駅前でたまさんと別れる。たまさんはちょっと足元がふらついていた。

早稲田塾のところでそよかせさんと別れて、やまめさんと1駅分歩く。初対面なので相当心配されていたようだが、感想を聞くと楽しまれたようだ。私もどうなることやらと心配していたがほとんど杞憂でよかった。

御徒町でやまめさんと別れて日比谷線に乗り込む。アルコールが入っている割に寝過ごさずにちゃんと家につけた。もちろん明日は仕事だ(やまめさんだけ月曜日もお休み)。

全曲リストはこちら
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by haruhico | 2007-01-16 02:10 | 物欲戦隊ルサンチマン | Trackback | Comments(5)
3度目の正直
ネタ元:むずかしー!
ネタ元:チックショー!

過去2回とも惨敗を喫してきたジャストシステムの「日本語テスト」が忘れた頃にまたやってきた。

ATOK & 一太郎 presents 第二回全国一斉!日本語テスト
http://www.atok.com/test/

前回ちょっとナメすぎたので今回は気を引き締めて。

結果は?
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by haruhico | 2007-01-11 23:10 | プロファイリング | Trackback(1) | Comments(2)
【新企画】My Mentor~#1 矢木哲雄
[まえがき]
日頃お世話になっている「MY予備校ブギ -なぜか輝いていたあの頃-」を読んでいて自分なりの浪人時代のまとめが書きたくなったので、管理人のMgieeさんの了承を得て同一フォーマットでまとめてみた。Mgieeさんと同一の講師を扱うこともあるが、受講時期やそれぞれの学力が違う(笑)ので必ずしも同一の内容になるとは限らない。
一応、「MY予備校ブギ」同様、私が直に(サテラインを含む)受講した講師のみ取り上げる。


やぎ てつお

[略歴]
東京工業大学卒業後、化学系の大手企業に就職。退職後代々木ゼミナールで数学を担当。
第1回のサテラインでは「基礎強化 代数幾何・基礎解析ゼミ」を担当。
90年代後半から医歯薬進学コース中心に教鞭を執る。
代々木ゼミナール講師
洗足学園音楽大学講師
個別指導塾アイリスオンライン講師
プリパス講師

[主な担当講座](代々木本校と各期講習のみ札幌校に出講)
『実力アップ数Ⅰゼミ』
『基礎 代数幾何・基礎解析ゼミ』
『代数幾何・基礎解析ゼミ』
『理系数学(微積中心)ゼミ』(以上 単科講座/各期講習)

『早慶理系数学ゼミ』(各期講習)
『ポイントの中のポイント―最終チェック』(直前講習)
『隠れた公式使い方のポイント』(直前講習)

[著書・連載]
「矢木哲雄のセンスアップ!数学」(「Alpha」連載・1989/4~90/3、1994/4~1995/3)
「知恵の森文庫 新版 センスアップ数学」(プリパス)
「知恵の森文庫 センスアップ 数学ⅠAⅡB」(プリパス)
「三角関数の基礎」(代々木ライブラリー・60分×3巻)
「ホーム予備校 VersionⅡ」 数学2ndステージ/3rdステージ(コアフィールド・60分×15巻)

[講義スタイル]
「定義」と「図」に独特のこだわりを持った講義。
問題ごとのポイントを「Pt.」という記号のあとに一文でまとめる。1題1題を丁寧に説明するため1コマ(90分)2題程度の進度はザラ。そこへ代ゼミ数学科屈指の長さを誇る雑談(笑)と、類題演習が加わるため、終盤は板書をプリントしたものを解説するだけになることも。
テキストは、受験生共通の盲点を含んだ基本的な問題と、あまり参考書に載っていないようなとっつきづらい問題が中心。巻末に講義用メモとして各単元の定義や重要公式がまとめられている。「実力アップ数Ⅰゼミ」のテキストにのみ「共通一次・センター試験」数学の過去問(本試・追試)全てを掲載。
解法はいわゆる「大学への数学」系の鮮やかな解法を好む。問題にもよるが「別解」も多く示し、特に「行列のn乗計算」では9通りの解法を示す。
師の講義の最大の特徴は定義に対するこだわりで、たとえば「不等式をはやくとく」は「実力アップ数Ⅰゼミ」の一つの「売り」だったが、ココで語られる「『≦』の名称は?」などは多分他の講師の授業では聴けないものであろう。
もう一つの特徴がその雑談(自慢話)量の多さ。受験勉強の範囲を超えた教養レベルの話は切羽詰まっている受験生からは反感を買っていたが私は好きだった。特に各期講習の初日1コマ目(60分)は「勉強の仕方」に関する雑談に終始するのが「お約束」(さすがに冬期はそれほどでもないが)だった。当時のトップ講師が総じて「質問厳禁」だったにもかかわらず、「質問歓迎」のようであった(但し、単に問題の答えを訊きにいくのは×)。
「図」は大きく多めに丁寧に、がモットーのため、カラーチョークを使って描く。第1回のサテラインゼミに出講したが、サテライン自体がまだ撮影のノウハウが確立していない時期だったため、カメラが板書を追い切れないと苦情を受けた(サテラインは91年度まで出講)。

[コラム]
■当時の代ゼミトップ講師全般がそうであったように、私生活について謎が多い。明かしているのはマラソンとバスケット好きなことくらい。講義中の雑談でもよく受験勉強をマラソンに例えていた。
■各期講習だけ札幌校に出講しており、同じく代々木校から札幌校に出講していた吉沢康夫師や森久師と仲がよい。他にも原秀行師がよくネタにしていた。
■講習初日の「オリエンテーリング」の中で「いい参考書」の選び方を話すが、そこで必ず「解法のテクニック 代数幾何編」をくさす。
「もし隣に矢野健太郎先生がいらっしゃっても、私は『解法のテクニック 代数幾何編』を使っている方は一次変換が出来るようにはならないと断言します」
返す刀で「解法の探求Ⅰ」(東京出版)と「山本の一次変換の基本」(代々木ライブラリー)を絶賛する。
■夏期講習の「理系数学ゼミ」のテーマは「グラフをはやくかく」で、友人に勧められて文系の私も受講したところ1日目だけで感動の嵐だった。ただし、2日目以降は「微分積分」の基礎のない私にとって泣きたくなるほどの難行苦行であった。
■不等式を解く際に極限値として「8千万」を代入する。一説には矢木師の年収で、徐々に増えてきていると言われていたが、後の「ホーム予備校」でも「8千万」を使っているところを見ると単にゴロがいいからであろう。
■旺文社から出ていた「数学Ⅰ・A大学入試基本技法演習250」という参考書の、問題ごとの要点の言葉づかいが矢木師の「Pt.」に不自然なほど酷似している(協力者は都立高校教師)。「数学Ⅱ・B~」は別の協力者なのでほとんど共通点がない。
■代ゼミから出ていた月刊誌「Alpha」に「センスアップ!数学」というコラムを連載しており、後にプリパスから出た「新版 センスアップ数学」にまとめられている。
■「ホーム予備校」(コアフィールド)というビデオ教材に出演している。2ndステージ5本で数Ⅰ、3rdステージ10本で代数幾何・基礎解析の範囲を講義。「不等式をはやくとく」や「グラフをはやくかく」(基礎解析の範囲のみ)を収録しているだけでなく、雑談までも収録された(爆)まさにBest Of 矢木数学。
■その昔、代々木ライブラリーから「三角関数の基礎」というビデオ教材が出ていたが、60分×3巻で2万1千円(税抜)という高値のため未見。
■代ゼミで配布していた「PASS」という雑誌(進路指導室にバックナンバーが置かれていた)の1987年2月号のコラム「講師室」でハンガリーの化学者ヘベシーについて語っているが、平凡社大百科事典(初版1985年)のヘベシーの項目を矢木師が担当しており(署名入り)、「索引」巻末の執筆者一覧に技術史、技術論の専門家として名前が載っている・・・が、「八」木哲雄と誤植されている(苦笑)。※追記:Yahoo百科事典で「日本大百科全書」に矢木師が執筆した記事を発見。
■矢木師が授業中に薦めた本のうち、奥村正二氏の「火縄銃から黒船まで―江戸時代技術史―」(岩波新書)に衝撃を受け、奥村氏の著書や技術史関連の書籍を読むようになった。卒論の参考書探しの際も、代ゼミに伺ってご指導いただいた。
■昨年(2006年度)、洗足学園音楽大学の一般教養で技術史を講義していた模様。音大生に聴かせるのは勿体ない。

[矢木語録]
■口癖は「断言」「本質」「定義」「感動」「たかだか」「こだわればこだわるほど」「難問になればなるほど」「意識的」「8千万」「道具」「入試の花形」「断然」「99%以上」「~すると楽」「~してもよろしい」「~が暗算で求まりますか」「~を知っていますか」「"0"の恐怖」「手を使って」「私の目から見ると」「粘りに粘れ」「ビリでもマグレでも受かる」
■「黙っていても3時間以上のめり込んで勉強できる教科が好きな教科」
■「自分の受かりたい大学の過去に出た難問がその大学のレベル」
■「できない人はいい参考書を持っていない」
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by haruhico | 2007-01-08 18:25 | My Mentor | Trackback | Comments(2)
古武術とカステラとカツ丼
毎度書いているが、ここ数年映画は年に1本見ればいい方だったのだが、結果として去年は3本見ることになった。

年も押し迫った仕事納めの日。午前中大掃除の後、軽くビールを飲みながら昼食を取り、そそくさと渋谷に向かった。本当は「あきば理容」で髪を切ってから行きたかったのだが、14:30の次が19:00というふざけたスケジュール(上映時間は90分)なので、渋谷に直行。

何を見に行ったのかというと、「甲野善紀身体操作術」というドキュメンタリー映画。甲野善紀氏という古武術研究家に関わった数人からのインタビュー(中心は岡田慎一郎氏、名越康文氏、中島章夫氏、足立真穂女史の4人)と甲野氏自身へのインタビューと研究会の様子の映像をまとめたもの。

甲野氏を知ったのは10年以上前に「近代麻雀ゴールド」という麻雀劇画誌に連載されていた「マル秘牌の音ストーリーズ」という漫画だった。最初は話題の中心である桜井"マギー司郎"章一に興味を抱く古武術研究家というスタンスでの登場だったが、作者のみやわき氏と甲野氏が共通の趣味を多く持っていたため意気投合し、連載の中で甲野氏の術理(「井桁術理」を発見した当時)の解説まで行われていた。

読んだ当初は何となく分かったような分からないような感じだったが、甲野善紀という人物に興味を持って、その後何冊か著作を読んでいた。その中で、日本人の身体の運用法が明治維新を境にがらっと変わってしまっているという指摘に大変感銘を受けた。

例えば、「走る」という動作は江戸時代以前では"特殊能力"であって、一般庶民は速く走ることができなかったという(cf.「古武術の発見」P.78)。古い絵を見ると火事噴火といった非常時に逃げまどう際も、当時の庶民は両手を前や上に掲げて(火事の図の真ん中あたりが特に顕著)逃げていることが分かる。両腕を振って(=身体をねじって)走るという動作は明治維新以降、西洋式の軍事教練を通じて日本人にもたらされたと甲野氏は言う。それがいわゆる「ためない、ねじらない、うねらない」の三原則に通じている。

しばらくして体を鍛えるために柔道や合気道をやっている友人から甲野氏の名前が出て驚いた。彼も興味を持っていたらしくて何冊か著作を読ませると彼なりに術理を解釈していくつかの技を私相手に使えるようになっていた。そんなことをしている間に桑田真澄の復活劇によって甲野氏が表舞台へ引っ張り出され、あちこちで講演を行うようになったので、友人も甲野氏の技を実体験する機会を得た。帰ってきて曰く、何がなんだか分からないうちに技をかけられた、と彼も甲野氏の技を体験した人が異口同音に言う感想を口にした。

だから、世間一般の甲野氏に全く接点のない人よりも、多少なりともその術理の真実味を分かっているつもりである。

あらかじめ、HPを見て、キャパは30人程度、著書を持参すると300円割引という調べも付いている。「武術で知る心身不離の世界」(合気ニュース)や「人との出会いが武術を拓く」(壮神社)といった初期のマニアックな本を持っていこうかとも思ったが、新本で買って未読の「武術を語る」(徳間文庫)にした。

まさか、あるとは思わなかったが、映画を見に行く前のお約束として前田有一の超映画批評をのぞいたら、40点(笑)。ただしよく読むと、一見さん視点なので、自分の感じ方とは多分違うであろう。

渋谷駅を降りて109を右手に曲がり東急本店の横の細い道を進む。およそ映画館とは縁がなさそうな通りである。ローソンの手前らしいのでローソンの看板を探して歩くと何の変哲もない建物の中がそうらしい。とりあえず外にポスターが出ている。
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入ってすぐがエレベーターで2階に上がる。出ると狭い通路に4人ほど並んでいる。まだ上映時間まで20分もあるのに。後から階段を上がってきた人が数人。前の兄ちゃんは近著の「武学探究 巻之二」(冬弓舎)を持っていた。なかなか通だ。

10分ほど並んでいると、係員が出てきて「整理番号1番から10番の方~」と呼び出す。列の前と後ろからゾロゾロと入り出す。ええっ!整理券があるなんて聞いてないよ~!(正確に言うとHPで見て知っていたが忘れていた・笑)

中に入って驚いたのは椅子の種類がバラバラなこと。真ん中の席が空いていたので座ろうとしたが、どうも落ち着かないので脇のガッチリした椅子に座る。腰のあたりにクッションがあってまずまずの座り心地。見渡すと女性が5,6名で他は全て男性。時間帯のせいもあって予想外にお年寄りが多い。上映開始時点では空席もあったが、上演中(しかも相当進んだ頃・笑)にも何人か入ってきてだいたい満席になった。

甲野氏が写っている場面と写っていない場面が半々か4:6くらいの感じ。甲野氏の「随感録」(日記)の愛読者なので何度も名前が出てくる岡田氏や中島氏を初めて見る。名越氏は「グータン」などで既に見ており、胡散臭いオッサンやなぁ、という印象を今回更に強くした。岡田氏が想像以上若いのには驚く。甲野氏絶賛の敏腕編集者の足立女史もバリバリのキャリアウーマンを想像していただけに別の意味で驚く。

前田氏が危惧しているとおり、メインに話す4人が全て"甲野氏側の人"なので、波の下だの四方輪だの平蜘蛛返しといった術語がバンバン飛び交う。ちょっと甲野氏に興味を持った程度の人が見に行ってもチンプンカンプンだろう(言わんとしていることが伝わらないわけではないが)。インタビュワーである監督がもっとこっち側に立たないと、甲野氏の術理を広く知らしめたいという意図は実現しないだろう。

あと前の席のど真ん中に座高の高い人間が座ったので、字幕がよく見えずに往生した。そうでなくてもこの監督は字幕の使い方が下手で、ちゃんと聞き取れてわざわざ起こす必要のない字幕を出したり、聞き取りづらくて字幕の欲しいところに出なかったりする。ナレーションを省いているのだから場面場面で説明の字幕が必要なのに、下の真ん中に集中しているために頭を動かさざるを得なくてその度ごとに集中力が殺がれた。和風の内容からして、字幕を右側に縦書きするのが筋だと思うが、そうしないのはセンスの問題か。

最悪だったのは手裏剣術の撮影方法で、甲野氏の手元だけ映して肝心の手裏剣の軌跡は3回に1回(それも偶然に)しか映らない。これでは甲野氏がなぜ手裏剣に拘るのか、あの距離から打つことの難しさや、巷間言われている手裏剣術の誤りなどが全然伝わらない。甲野氏の技自体、以前NHKの人間講座を録画してコマ送りしても動きが分からないほどなのだから、細かな部分をいくらアップしてもムダで、もっと大所高所から撮って欲しかった。

ドキュメンタリーということで、フェンシングやラグビーや合気道や総合格闘技の選手たちが手もなく甲野氏に捻られるシーンも淡々と描かれていて(体格差のあるラグビーのコーチ陣のリアクションが一番面白い)、随感録に書かれている事が嘘やハッタリではないことが伝わる。

甲野氏の発言では、「今のスポーツは鍛えようとして逆に身体を壊している。本来鍛えるとは壊れないようにすることではないか」というのが一番分かりやすく興味深い。古武術で復活した桑田の相方の某番長はこの言葉をどう聞くか

スポーツ以外にもフルートの演奏姿勢や介護の抱き起こし方などに応用するシーンもあり、見ていると固定観念に対する疑問や広い問題意識を持たされる。

活字でしか甲野氏を知らない人間にとって、技が効く瞬間とはどういうモノなのかが分かるという評価はできるが、ドキュメンタリーとしては前田氏同様辛い点を付けざるを得ない。見るとしたらせめて一冊くらいは著作を読んで(その本を持って・笑)見に行くべきだろう。

映画が終わると4時。ブックファーストで参考書の棚を物色。絶版と思っていた本が結構現役でガッカリ。

その足で秋葉原へ。駅についてアキハバラデパートの閉店まであと3日しかないことに気づく。明日はのんびりしたいし、明後日は冬コミ3日目で閉店時間までに来るのはほぼ不可能。よって夕飯直前だというのに伊呂波へ向かう。

入ってすぐの物産展でアキハバラ土産を扱っていて、なぜか置かれている「誕生晋ちゃんまんじゅう」といつの間に出来たのか「太郎ちゃんの牛乳カステラ」にビビる。さすがに会社へのお土産にこれを買うわけにも行かず断念。

伊呂波はこの時間でもほぼ満席なのだが、空いた席に座ると「今日はもうカツ丼しかないんですよ」の一言。

な、なんだってぇー!

私の青春は伊呂波の「きじ丼」(現「とり丼」)とダニエルの「たこ焼」一色だったというのに、ダニエル亡き今、「きじ丼」すら食べられないなんてorz。

「明日また来てください」と言われてもねぇ。仕方ないので「カツ丼」を注文する。
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490円という値段を考えると十分旨いのだが、やはり不全感は残る。最後に「きじ丼」を食べたのはいつのことだろうか。何かここのところ食べに来るといつも品切れでカツ丼を食べているような気がする(泣)。また一つ青春の思い出の味が消えていく。
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by haruhico | 2007-01-03 23:52 | 書評 | Trackback(1) | Comments(13)