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雖然知道但無法停止
by haruhico
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Eureka!Eureka!
大空ポケット文庫「まだある。」オフィシャルサイト:まだあるなび「ハードクリスタル 1972年」
http://www.ozorabunko.jp/arunavi/read/204.php

>「みえる、みえる」という声にあわせて大きな目玉がギョロリと動く。あの
>CMで1967年に登場したのが、ゼブラの透明軸ボールペン「クリスタル
>4100四」(通称「ゼブラクリスタル」)。残念ながらこの商品は85年に生産
>中止となったが、「クリスタル」の弟分として発売された「ハードクリスタル」
>は今も現役である。
>この透明軸のボールペン、元祖はゼブラではない。あのオレンジ軸でおな
>じみのBICの方が先だったのだそうだ。60年代当時、スケート靴にペンを
>取り付けて氷上をズリズリと滑走し、「それでも大丈夫!」みたいな強烈な
>CMで透明軸BICは売り上げを伸ばしていた。これに対抗するため、ゼブラ
>はBICの弱点を研究。で、「透明軸なのにインク残量が正確にわからない」
>ということに目をつける。チューブの内側の壁にインクがこびりつき、「減って
>いるのに減っていないように見える」という弱み。そこでゼブラはインクが
>チューブ内壁に付着しないペンを開発。本当の意味で「みえる、みえる」な
>透明軸ボールペンで対抗したのである。
>ハードクリスタル(ゼブラ株式会社)
>発売年:1972年
>価格:84円
>黒、青、赤のラインナップ。発売時は50円。文具店では「目玉シール」付き
>で売られる。「みえるみえるシリーズ」には、ほかに「ニュークリスタル」
>「ニューハード」などがある。発売当初は、「インクが見えるうちに書けなく
>なったら新品と交換」というキャンペーンも行われた

大空ポケット文庫「まだある。」オフィシャルサイト:まだあるナビを見ていたらこんな記述に出くわした。「まだある。」と言っても松山容子のボンカレーに比べればオドロキが少ない生ぬるいネタが多かったのだが、この「ハードクリスタル」には衝撃を受けた。なぜなら、長年に渡る謎がこの一文で氷解したからである。
おい、だれか、今岡の心理分析をしてくれ。あの、手抜きに見えるプレーはどこからくるんや。
-手抜きに見える、ですか
問題発言になるからな。どうしても、手抜きをしているように見えてしまう。見える、見える。昔そんなCMがあったな。ゼブラボールペンのCMや。佐々木信也が出ていたぞ。うん、ゼブラ今岡だな。ピッタリや、ゼブラ今岡。これからあいつをそう呼ぼう。ゴロもいい。
-ウルフ高橋に対抗ですね
そうや、でも弱そうやな。ゼブラはシマウマや。(1999/5/19)

関西スポーツ紙トラ番記者「野村克也全つぶやき」(KKベストセラーズ・1999)P.201
ここで、野村大先生が挙げた「ゼブラボールペン」とはどのボールペンなのか、「見える、見える」というのは何が見えるのか、ずーっとアタマの片隅に引っ掛かっていた。そもそもいつ頃のCMなのか、それすら分からなかった。

Wikipediaの今岡に関する記述では「今岡が入団した当時流行していたフレーズ『見える、見える、ゼブラのボールペン』から、」となっていて、私もこの当時のCMのことだとばかり思っていたが、実は今岡が生まれる前の1967年のものだったとは!下手をしたら今岡はおろか聞いているトラ番記者すら元ネタを知らなかったりして(笑)。道理で流行らなかったわけだ。
by haruhico | 2005-12-24 21:49 | ダメ虎
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