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雖然知道但無法停止
by haruhico
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ネット社会も捨てたもんじゃないね
運転室に子、父解雇へ 東武野田線で一駅乗車
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=MYZ&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2005111001000930

>東武鉄道野田線の南桜井駅(埼玉県春日部市)で、普通電車の運転室に
>30代の運転士の長男(3つ)が入り込み、次の川間駅(千葉県野田市)まで
>運行を続けたことが10日、分かった。同社は「重大な服務規定違反」として、
>運転士を懲戒解雇する方針。
>同社によると1日、運転士の妻と長男が電車の先頭車両に乗車。父親の仕
>事姿を見た長男が運転室のドアをたたくなど騒いだため、なだめようと停車
>中にドアを開けたところ、運転室に入り込み、そのまま発車した。
>運転士は「しかったら泣いて座り込んでしまった。運行を遅らせるわけには
>いかないと思った」と話している。長男は運転中はおとなしくしていたといい、
>川間駅で停車中に妻に引き渡した。

確かに列車運行時に部外者を運転室に入れることはいけない。しかし、一発解雇というのチトやりすぎでは。そもそも野田線なんだし。というのが第一感だった。今年ようやく全線複線化の済んだ牧歌的ローカル路線である。これが新幹線だの、山手線だの、東武伊勢崎線だのといったシビアな運行を要求される路線ならまだしも野田線が2分や3分遅れてもなんくるないさー、と思うのは差別ですか、そうですか。

ここのところこういった不祥事の後は死者に鞭打つような抗議文が殺到するモノだが、今回は事情が違ったようで。

「解雇厳しすぎる」抗議殺到 東武鉄道の子連れ乗務
http://www.sankei.co.jp/news/051111/sha060.htm

>東武鉄道の三十代の運転士が、三歳の長男を運転室に入れて運転し同社
>が懲戒解雇を決めた問題で、「処分が厳しすぎる」とする市民の抗議が同社
>に五百件近く殺到していることが十一日、わかった。
>同社は「身内で子供がやったことで、同情論が多い。しかし、安全運行が
>の鉄道会社で、第三者を運転室に入れることは、危険を誘発しかねない規則
>使命違反」として、懲戒解雇の方針は崩していない。運転士は現在、自宅
>謹慎中という。
>東武鉄道によると、同社への抗議は四百八十四件。内訳は電話が二百五
>件、電子メールが二百七十九件。「処分は理解できるが、解雇は厳しい」
>「成長した子供が自分のせいで親が失職したと知ればショックを受ける」
>などといった内容。
>運転士は妻と長男、長女の三人と一日午前、勤務終了後に一緒に出かけ
>ようと、運転士が運転する電車の先頭車両に乗車。長男がドアをたたく
>ため、運転士はしかったが、長男は運転室に約四分間、座り込んでしまった
>という。

願わくばこの500通あまりの抗議の全てが善意の第三者によるモノでありますように。
by haruhico | 2005-11-11 20:59 | ちょっといい話
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