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雖然知道但無法停止
by haruhico
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そういえば「奇跡の詩人」ってどこ行ったんだ?
はばたく異彩 自閉症の中学生
http://www.tokyo-np.co.jp/00/thatu/20041207/mng_____thatu___000.shtml

>大胆な構図に細密な絵があふれんばかり。その豊かな色彩にも引きつけ
>られる。自閉症のハンディを乗り越え、水彩画を描き続ける中学
>三年生の中原健太郎さん(15)=長野県南木曽町=の個展が二十日から
>東京・銀座で開かれる。米中枢同時テロやイラク反戦などをモチーフに描い
>た作品は異彩を放つ。晴れの舞台で羽ばたこうとする中原さんに、個展を
>支える関係者の期待が高まっている。
>油性ペンで描いた下絵に自由自在に色を重ねていく。自閉症のために人との
>コミュニケーションを取るのが難しい健太郎さんが、本格的に絵筆を握るよう
>になったのは小学四年の時だ。美術担当の担任教師が健太郎さんのみず
>みずしい感性と豊かな表現力に注目した。
>「風景写真などを見て題材を考えています。(気になる
>風景に)触発されると、そのイメージを(膨らませ)再構成して描くようです」
>と母親の津々子さん(44)が教えてくれる。
>十七点の出品作品のうち「グラウンドゼロ 0911」は、二〇〇一年九月に
>米国で起きた中枢同時テロを題材にしている。ニューヨークのシンボルだった
>世界貿易センタービルが崩壊し、高層ビル群の中に荒涼とした風景が画面
>に広がる。
>イラク戦争の反戦デモを描いた「ストップ・ザ・ウォー」。健太郎さんはそれぞれ
>の作品にメッセージを添えており、「戦争はやだね、NOって言うよ」
>と書いた。
>長野県内で何回か展覧会を開いている健太郎さんは地元では知られて
>いるが、東京では無名に近い。母津々子さんの勧めで今年八月、公募展
>「エイブル・アート・アワード」(東京新聞社会事業団後援)に描きためた
>作品を応募したことが、今回の個展につながった。
>一九九八年に始まった同アワードは、障害者の創作活動を支援するNPO
>(民間非営利団体)が主催する数少ない公募展で、毎回最優秀者一人に
>個展開催のチャンスが与えられる。中原さんは全国から寄せられた個人・
>グループの三十二件の中から見事、最年少でその栄誉に輝いた。
>審査にあたった世田谷美術館学芸員の高橋直裕さんは「十五歳の少年が
>描いたと知ったときは驚きました。表現力、描写力、色彩感覚は群を抜いて
>いた」と絶賛する。
>文豪島崎藤村の生まれ故郷でもある南木曾の豊かな自然に囲まれて育ち、
>父母や祖母と一緒に暮らす健太郎さん。制作はもっぱら夏休みなどに集中
>して行う。「もう少し明るい色にして」。健太郎さんが色を決めると、津々子
>さんが絵の具を混ぜ合わせる。
>最近はイタリアの村や聖堂など、世界遺産の風景をテーマにした
>作品も好んで描く。この夏は個展用の作品を仕上げるため、“二人三脚”
>での制作にも熱が入った。
>開催費の助成や運営ボランティアとして個展を支える富士ゼロックス、花王
>などのスポンサー企業も共感が広がることに期待している。
>社員が給与の一部を積み立てて社会貢献活動の支援を行う「花王ハート
>ポケット倶楽部」の嶋田実名子(みなこ)事務局長も「中原さんの作品を大勢
>の人に見てもらうことで、私たちは社会とのつながりを意識できるし、企業人
>としての感性を磨ける」と話している。
>障害を持つ人が進学・就職するのはまだまだ厳しい。津々子さんら家族にも
>健太郎さんの将来に不安がないわけではない。
>「でも、だからこそ、自信を持って自分らしく生きてゆけるように何でも挑戦して
>ほしい。個展がその弾みになればうれしいですね」と津々子さんは結んだ。

一読して朝から吐き気がした(この記事は「東京新聞」の終面トップを飾ったのでイヤでも目に入る)。芸術的センスなんてカケラも持ち合わせていないので、絵が描ける人はそれだけで尊敬に値すると思っている。もちろん、その絵が何らかの感興を私の中に起こせばのハナシだが。

Webには1つしか絵が載ってないが、紙面には他に風景画(「ドゥオーモ広場の建造物」「グラウンドゼロ0911」「サンタキアラ聖堂」「サンタ・マリア・デルフィオーレ大聖堂」「ヴェルナッツァ村」)が5点。全て題材は海外である。

自閉症の癖に海外は行けるのかよ!と思ったら、「風景写真などを見て題材を考えています」だって!工藤かずや・池上遼一「信長」とか尾瀬あきら「ぼくの村の話」が写真の無断使用で絶版になったことをご存知ないようだね(嗤)。なっちの盗作が問題になったばかりだというのに大胆だこと。その上メッセージは「箱根八里の半次郎」のパクリですかい?

しかも色を混ぜるのは母親だって。自閉症っていうのは色も混ぜられないのかい、ビックリだ。五体満足ならそれくらい自分でやれ!甘ったれが!

Webの画像ではわからないが、「ストップ・ザ・ウォー」なる絵の中段の赤い横断幕に「秋田豊」なる漢字が書きなぐられている。あと、これは識別可能だが、ど真ん中の赤い個所には「URAWAREDS」の文字が。秋田は鹿島(現・名古屋)だろ!ふざけてんのか、コラ?

反戦にかこつけてこんなガキの落書きを持ち上げるんだから、世の中物好きがいるもんだね。

昔、竹下龍之介なる6歳の「天才少年(笑)」がいたけど、その後トンと聞かないねぇ。生きてれば20歳(!)になってるはずだけど(今は私大法学部に在学中らしい)。親も調子こいて「龍之介―竹下家の子育て日記」なんてイタい本を書いてたな。この「画伯」も1年すれば日木流奈と同じ扱いになるだろう。
by haruhico | 2004-12-08 01:03 | 偽善
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