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雖然知道但無法停止
by haruhico
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♪帰ってきたぞ、帰ってきたぞ、帰ってきた~ぞ~
元ネタ:漱石の「坊ちゃん」を"読んだ"ことがありますか?Part2

ついこの間まで暴騰していた「贋作『坊っちゃん』殺人事件」の集英社版が最近落ち着いてきたなぁ、と思っていたら今日のbk1の書評を見てびっくり仰天。

贋作『坊っちゃん』殺人事件 (角川文庫)

柳 広司 / 角川書店(角川グループパブリッシング)

何と11月に復刊(しかも併せて漱石3部作?の残る2作も初文庫化)してた。

吾輩はシャーロック・ホームズである (角川文庫)

柳 広司 / 角川書店(角川グループパブリッシング)

漱石先生の事件簿 猫の巻 (角川文庫)

柳 広司 / 角川書店(角川グループパブリッシング)

さすがは角川、3部作のデザインをキチンと揃えてくるあたり、集英社文庫版のアノやる気のない表紙

贋作『坊っちゃん』殺人事件 (集英社文庫)

柳 広司 / 集英社

とは雲泥の差だ。
まだ読んでないが角川なら解説がトンチンカンなことはあるまい。
集英社版が出た頃は柳広司がこんなに売れるとは思わなかったものなぁ。
天網恢々疎にして漏らさずというべきか。

でも、「漱石先生の事件簿」と「吾輩はシャーロック・ホームズである」のハードカバーがが未だにツンドクなのはナイショだ。

【追記】書評家の大矢博子による解説はちょっとツンデレなところがやり過ぎだが、解説だけ立ち読みしても本作を買いたくなること必至で今まで読んだ解説の中でも白眉と言っていい。同時刊行は「漱石先生」だけで、「吾輩」はカバー差し替えだけらしい。
by haruhico | 2011-01-24 21:27 | 面白ニュース
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